多くの50代の人が、転職活動で失敗すると人生どん底って思うかもしれません。
思い起こせば、私は学生時代に志望する企業に入れなかっただけで「就職活動は失敗」と思い込んでいました。
でも、こうやってなんとか50代まで社会人として生活をおくることができました。
あれ?よく考えたら「失敗」だったのかな…
もちろん苦労はたくさんしてきましたけれどね。
この記事では、本当に転職活動で失敗したら人生がどん底まで落ちて人生さえも終わってしまうのかを私の経験をもとに書いてみました。
経験していることなので、結構リアルな部分もありますので最後までお付き合いください。
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転職活動を失敗する50代はどん底?本当に人生が終わりなのか?
先に言っておきますが、終わりません。
苦しくて楽しくないと感じるかもしれませんが「終わり」ではないです。
ではなぜ、そう思ってしまうのか…
転職失敗で人生終わりどん底に思う理由:まわりがそう言っているから
学校教育の関係でしょうか、「きちんと働きなさい」が頭に叩き込まれているので働いていないと存在価値が無いように思い込んでいるようです。
どうも、日本はネガティブでちょっと悲劇的な発想や話の方が好まれるようで、「無職=人生終わり」みたいな話になっています。
でも、本当に人生が終わっている人を見たことはありますか?
たしかに苦労はしているとは思いますが、「人生が終わりそうなイメージ」の伝わり方が「人生終わり」と確定的にされているだけです。
*「まわりが言っているだけ」で実際とはかけ離れている部分があるということを理解しておきましょう。
転職失敗で人生終わりどん底に思う理由:自分が稼げないと家族が路頭に迷う
これは、実際に生活する上での絶対に必要な収入が入ってこないとなると不安になる気持ちはわかります。
実は、これを防止する方法があります。
無収入(無職期間)の生活の心配なら、無職にならないようにするだけです。
ん?それがむずかしいんですけど
そう思うあなたは、転職失敗する予備軍です。
なぜなら、転職するには退職前の準備が非常に大事だからです。
退職前に次の仕事先が決まっていると、心配している「無職」にならずに済みます。
ただ、転職先が決まっても、いざ働き始めて「これは失敗した」と思ってしまう企業だとしたら…
家族が路頭に迷わないように「また、転職活動を始める」これに尽きます。
*稼げない状況にならないように動く
どん底50代・転職に失敗して人生が終わる確率は?
何度か申し上げておりますが、苦労することはあります。
これは、転職に失敗していない人でも一緒です。
しかし、人生が終わる確率は0%です。
人生は終わりません。
世界の偉人の話をすると、「それは別世界の話」と思うかもしれないですが、あの「ケンタッキー・フライド・チキン」の創業者のカーネルサンダースさんの話を聞いてください。
なんと、10歳で働き始めた彼は50歳になるまで幾度となく事業の倒産に見舞われます。
そして、今はあたりまえにある「ケンタッキー・フライド・チキン」は65歳の時に起業したのをご存じでしょうか?
しかも、その時にフランチャイズ化を全米を車で回って自ら売り込みをしたらしいです。
インターネットもない時代なので相当大変だったと思います。
一説によると売り込みを断られた回数は、1000回以上とのこと。
これを聞いて、自分の転職が失敗することで人生が終わるということになるか、もう一度考えてみてもいいかもしれませんね。
やり直すためにどう行動するかが大事なのです。
50代の自分が転職活動で失敗だと感じたこと(経験談)
これは、もうわかりやすいです。
「情報不足」が最大の失敗だと感じています。
私はこの情報化時代に情報が不足していました。
今は情報を持っている人に勝てる訳がありませんよね。
具体的に持っておきたかった情報と言うと、
- 退職の仕方
- 転職の開始時期
- 自分の市場価値
- 転職する際の考え方
- 転職できるまでの期間
- もし無職の期間があったとしたらどのくらい貯蓄が無いといけないのか
- 希望職種や条件の相場
- 50代に求められているものは?
- 賃金の交渉はしてもいいのか?
- 自分でなんとか探さないといけないと思い込んでいた
こんな感じです。
ネットで調べたらでてきそうですが、転職活動をやってみて気が付くことも多かったのですが、その時は自分でわからなかったというのが正直なところです。
(*でも1は会社で労務もやっていたのでなんとかわかっていました。)
経験者は語る・50代の転職活動のどん底から抜け出すためにすること
さて、ここまでは50代で転職活動を失敗したら、人生がどん底まで落ちて「もう終わりだ」と思ってしまう理由と本当に人生終わりなのかについて書いてきました。
この章では、実際にあなたと同じ50代で転職した私が、一時はどん底だと思ったときから抜け出すためにしたことをあげてみますね。
50代の転職:思い込みは置いといて現実の数字を見る
世界主要国の失業率をみていくと、調査対象38ヵ国中、日本は2.83%で37位(OECD、2021年)。経年の推移をみてみても、不良債権処理などで日本経済がどん底にあった2000年前後でも、日本の失業率は4~5%で25位前後。リーマンショックで世界経済が混乱していた2009年前後をみてみても、日本の失業率は4~5%で30~35位あたり。
年功序列に新卒一括採用の終身雇用と、何かとネガティブに言われがちな日本の雇用環境ですが、失業率という点でいえば、世界でもトップクラスの安定感です。
氷河期世代のエリート、正社員からの大転落…「中高年の引きこもり」に待ち受ける厳しい現実 幻冬舎ゴールドオンライン より引用
上記のような結果です。
日本は失業が少ない国なのです。
ということはその少ない人の中に入っているのか…オレは…。
ってまた悪い方に考えるのは悪いクセですのでやめましょうね。
逆に見ると、それだけ多くの人が職にありつけているということなので、自分もなんとかなるかもしれないという可能性が高いということです。
因みに、数字をきちんと見ると言う点でちょっと気になる情報も
これは1年以上休職している人のランキングです。
これを見ると、日本は就職はできるけれど、なかなか見つからない人もいるという結果となっています。
見つけるためにすることをしていないかもですね…。
人生のどん底から抜け出すために実際にやってみたこと(本当にやったものです)
この時期の一番の課題は「転職する」ことだったのですが、退職を考えはじめてから
「とにかく辞めてから考えよう」「何とかなるだろう」と今思うと恐ろしい考えでいたのんきな50代でした。
案の定、思った通りには行かず…だからこの記事を読んでくださっているあなたの気持ちはわかるつもりです。
それでは、どうやって抜け出すかを考えた時に私がしたことは何か?
それは、プロの力を借りるということでした。
断然、情報量とスピードが違います。
そのプロとは?
ずばり「転職エージェント」です。
利用する方法は簡単。
こちらの費用負担なしで数社登録するだけ。
担当から紹介の連絡を待つだけとなります。
自分の市場価値もわかってしかも無料なので数社登録してみるのをおすすめいたします。
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まとめ:50代の転職活動を失敗して人生どん底だと思ったけど復活するためにすること
この記事のまとめに入ります。
- 50代で転職活動に失敗したと言っても、まだまだ探せば働き口はある。
- まわりの言うことは聞き流す
- 無収入にならないように行動する
- 転職がうまくいかなくても「人生が終わる」ことはない
- 同じ経験をした筆者のやったこと
経験者の私は当時は皆さんと同じ事をしていたかもしれません。
でも、こうやって私と同じ事をしないように(苦労しないように)この記事が参考になれば幸いです。
まず必要なのは、動き出す「一歩」です。
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。
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