2年前の私のまわりにいる誰もがこう言ってきました。
「人生終わり…お先真っ暗だわ」
「このままでも生きていけるからいいじゃないの」
あなたの周りにもいるかもしれません。
親切なふりをした「ドリームキラー」が……
この記事では、50代になってはじめは仕事(会社)を辞めたら人生終わりって思っていただけど、実際に仕事を辞めても人生が終わらなかった話をします(実話です)
50代まで死に物狂いで働いてきたあなたに是非読んでいただきたい内容となっております。
この記事でわかること
- 50代で仕事(会社)辞めたら人生が終わりと思ってしまう理由
- 50代で仕事(会社)辞めても人生が終わらない理由
- 周りが「仕事辞めたら人生終わり」って言ってくる理由
- 実話:実際に50代でやめても人生が終わらなかったストーリー公開!
特に最後は参考になるかと思います。
50代で仕事を辞めたら人生終わりと思ってしまうのはなぜ?
現代に生きる人たちは会社を辞めてしまうことにすごくネガティブなイメージどころか「人生終わり」という最悪なものを強く持っています。
なぜ、そんなものを持ってしまうようになったのでしょうか?
その主な理由をまとめました。
仕事(会社)辞めたら人生終わりと思ってしまう理由・漠然とした将来の不安
不安になる気持ちはわかります。
私も当時はそうでしたから…。
その不安の原因は何が考えられますでしょうか?
- 毎月の収入がなくなるかも…
- 転職できないかも…
- もし、無職になったら周りの目が気になる
- 失敗するかも…
1,月の収入がなくなるかも…
➡選ばなければ仕事はあります。
なので最低限の生活できることがほとんど。
だからこの心配は必要ありません。
2,転職できないかも…
➡希望職種の希望条件をすべて満たすのは大変ですが、転職はできる可能性が高いです。
転職エージェントなどへの無料登録など最低限のことはしておきましょう。
3,もし、無職になったら周りの目が気になる
➡気になるのは理解できますが、気にしない他ありません。
あなたの無職期間は放電ではなく充電に使ってください。
将来の自分のための充電期間です。(すごく大事!)
4,失敗するかも…
➡何を失敗と定義するかで変わってきますが、転職がうまくいかないとか収入が減ることを失敗と呼ぶのであれば失敗もあるかもしれません。
私の場合をお話すると、転職活動に時間はかかりましたが、その期間に自分のために投資をして現在回収中です。
よく考えてみてください。
自分の周りに会社を辞めて「人生が終わった」人っていますか?
多少暮らしぶりが変わったくらい(ほとんど周りは気が付かない)でみんな普通に暮らせているんじゃないでしょうか?
心配事の9割は起こらないと言われています。
悪い塑像をするのであれば、目の前のやらないといけないことからやってしまいましょう。
仕事(会社)辞めたら人生終わりと思ってしまう理由・ドリームキラー
まさに、あなたのまわりのドリームキラーの仕業です。
これは非常に厄介です。
本当に厄介です。
因みにドリームキラーは身近にいるのをご存じでしょうか?
以外にも、親・友人しかも親友・恋人・教師・上司などあなたが今まで出会った人の影響で、いい歳して(失礼)仕事辞めたら人生が終わるなんて思ってしまうことになっているのも1つの理由なんです。
これは怖いです。
なんせ、周りは全員「あなたのため」感満載でかなりの熱量で言ってきますからね。
今までの人生でも、部活、留学、志望校や第一志望の会社など、いろんな夢について周りは「あなたのため」と言いながらその夢を変えさせていた人はいませんか?
会社辞めたら人生終わりって考えも、今までの刷り込みがかなり影響していると思われます。
ドリームキラーへの対処法は
関係を断つ、距離を置く、無視する、関わらない、聞き流すことです。
相手との関係性によってこの対応の度合いを変えて、自分への影響がなくなるようにコントロールしていきましょう。
誰かに自分の夢や目標を話し、それに対して「あなたには無理だよ」「そんなの叶うわけない」などと言われて心が折れてしまった経験はありませんか?
その、「あなたには無理だよ」「そんなの叶うわけない」と言った相手こそがまさに「ドリームキラー」なのです。
注意:会社をやめたくても辞めることができない人の「妬み」に気をつけましょう。
きっとその人は会社を辞めた経験がない人です。
自分の可能性をつぶされないように「ドーリームキラー」は退治しちゃいましょう。
仕事辞めたら終わり…日本人は安定志向が強いという思い込み
これは、通説でほとんどの人が思っていることだとおもいます。
これまで受けてきた教育で洗脳されているかもですね!
しかし、日本にも明日はどうなるかわからないという時代があったのをご存じでしょうか?
最近の若者は、安定志向だと言われる。公務員の人気が高く、できれば「正社員」という傾向も強い。大学3年の12月を迎えると揃いのリクルートスーツを着て会社訪問に向かう学生たちの姿は、現代日本の心根を象徴しているかのようである。
しかし、その現代の日本人と基本的に同じ遺伝子構成だった戦国時代の武将たちは、明日をも知れぬ偶有性の中に生きていた。
今の時代に例えれば、会社を起業して、経営が変化の大波にさらされる程度の騒ぎではない。日々、前提が覆り、組織や肩書が変動し、命さえも危ない。そんな状況の中で初めて発揮される人間の底力というものがある。
引用:PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)日本人の安定志向は遺伝なのか / 脳科学者 茂木健一郎
ということで、実は超安定志向で平均的なことが好きで、出る杭にならないようにする日本人は本当の日本人の姿ではない気がしてきませんか?
ちょっとだけ、戦国武将のDNAを復活させる良い機会が今なのかもしれません。
50代で仕事辞めても人生が終わるはずがない
「労働は美徳」という洗脳
たしかに、働くことは尊いことではありますが、それに命をささげることとは違います。
自分ファーストも大事ですよね。
人生100年時代と言われています。
ということは50代はまだ折り返しです。
だから、人生はまだまだ続くのです。
人生は仕事をやめても終わらないし、何らかの理由で辞めたいと思った会社を辞めて転職も検討すればいいのです。
むしろ、転職経験のある私からすると辞めない方がリスクになる可能性もあると思っています。
参考記事➡50代の転職リスク・しても、しなくてもどちらもリスクありな理由。
仕事を辞めても人生が終わらない理由
会社を辞めている人はこんなにいる
令和2年1年間の入職者数は 7,103.4 千人、離職者数は 7,272.1 千人で、離職者が入職者を 168.7 千人上回っている。 就業形態別にみると、一般労働者は、入職者数 3,914.4 千人、離職者数 3,928.4 千人で、離職者が 入職者を 14.0 千人上回っている。
-令和2年雇用動向調査結果の概況- - 厚生労働省-
これを見てどう思いますか?
2年前の厚生労働省データですが、一般の労働者の統計で年間391万人の人が会社を辞めています。
中には病気や家庭の事情でやめざるを得ない人もいたと思いますが、このすべての人が人生終わってるはずがありません。
一時的に苦労するときもあるかもですが、人生は終わりません。
しっかりと続いていきます。
ポイント
結論:仕事やめても人生は続いていきます。
これからのこと考えて行動すればOK👍
なぜ?周りは50代で仕事辞めたら人生が終わるって言ってくるのか?
理由は、いろいろありますがこの3つを頭に入れておいてください。
- 次のステージに行こうとするあなたへの妬み(ドリームキラー)
- 大抵の場合、その人は仕事を辞めたり転職した経験がない(同じ経験なしでマウント取ってくる)
- あなたより会社のことを考えているだけ
もう、わかりましたか?
こんな人達の話は真に受けてはいけません。
ふん、ふんと聞き流して自分のために決断することが大事です。
話を聞いてそれに従ったとしても、今後何かあったときに、この人たちはあなたを助けてくれません。
結論:できるだけ距離を置いて、この人達に時間を割くのをやめましょう。
実際に50代で仕事辞めても転職できた実話ストーリー
手前味噌ですが、50代の私が仕事を辞めてから転職できた実話をお話いたします。
はじめに言っておきますが、そんなに波乱万丈ではありません。
ということは、誰でも可能ということですのでその視点でご覧ください。
50代男の退職~転職までの経緯
- 2019年 春・退職を決意(例外なく超ブラックです💦)
⬇ - 2019年 夏・退職届け提出
⬇ - 2020年 春・勤続31年の会社を退職
⬇ - 2020年 3月~5月・ 将来の自分のために自己投資に集中&転職活動スタート(職安中心)
⬇ - 2020年 5月・やっと転職エージェントの無料登録をはじめる(遅すぎた…後悔😌)
⬇ - 2020年 5月・登録後、すこしずつオファーが来る(自分の市場価値がわかる)
⬇ - 2020年 6月・再就職先を慎重に検討
⬇ - 2020年 7月・数社の面接を受ける
⬇ - 2020年 7月末・内定、入社
実際に転職活動を始めてから3カ月で内定をいただくことができました。
以上が私の実際の退職~転職までの経緯となります。
半年ぐらいは覚悟していたのですが、職安からだとちょうど半年、転職エージェントに登録してからは約3カ月でした。
50代の転職活動をスムーズに進めるために必要なこと
私の転職までの経緯を見てどう思われましたでしょうか?
因みに、新しい就職先は異業種で前職よりも会社規模は大きく休日も福利厚生もしっかりしております。
これは世間から見るとあたりまえなのかもしれませんが、今までを考えると天と地ほどの差があります。
一番大きかったのは、年間休日がしっかり120日は取れるということです。
それによって、転職後も自己投資もさらに行い副業を開始しています。
それでは、転職活動をスムーズに進めるために必要なことを退職する前からまとめてお伝えいたします。
- 退職をする決意
- 転職エージェントに登録(私はココが遅かった…反省💦)
- 退職までのスケジュールを組む(退職届けの提出など)
- 転職エージェントの担当とやり取り。
- 転職エージェントの担当からの紹介企業への面接応募
- 退職(退職しにくい人は別途方法があります:*1参照)
- 職安などへの申請(転職が長期化するときに備えて失業手当などの手続き)
- めでたく内定ゲット!
今、3年前の私でしたらこうしています(笑)
そうすれば、退職時には次の仕事が決まっているという最高の形になります。
とにかく転職が頭をよぎったら「転職エージェント」に登録することをおすすめします。
もちろん、登録は無料で担当がつきますので安心して相談できます。
転職エージェントについての関連記事はこちら
辞めたいけれどどうしても辞めることができない人が辞める方法
もう、当たり前にみんなが利用している「退職代行」をつかって精神的な負担と時間のムダをはぶきましょう。
まとめ:50代で仕事辞めたら人生終わりって思っていたけど転職できた話
50代になるまで必死に自分なりにがんばってきた方は、これからの人生をどう過ごすか、どう過ごせるかを考える時期でもあります。
私のケースを見て、「あなただからうまくいったんじゃない?」とか「自分はムリそうだ…」って思われる気持ちも理解できます。
しかし、自分がこうなりたい、こうしたいと思っているものがあるのであれば「行動」にうつしましょう。
今のあなたに欠けているのは「行動」に移すことかもしれません。
すぐにやるべきは、自分がどのくらい必要とされているのかの市場価値を把握すること。
これは退職を決意する前でもいいので、登録だけもしておくことをおすすめいたします。
意外なところからもオファーが来たりすることもあります。
最後に、
仕事辞めても人生は終わりません。
しっかりと続いていきます。
この記事であなたが一歩踏み出す後押しになったとしたら幸いです。