50代の転職は厳しい…この記事にたどり着いたあなたはそう思っているので検索したと思います。
52歳で約30年、役員までつとめた会社を退職し、転職した経験からその成功ポイントを解説いたします。
因みに2年前の統計データですが、2020年の45歳から54歳までの転職者は全国で約60万人。
2015年は45万人でしたので6年間で約15万人も転職者が増えたことになります。
かつては、お荷物・引退前の使えない人材と言われた50代の転職組は今ではまだまだ現役で働ける即戦力として期待される状況となっています。
これには、コロナ禍や定年延長など様々な要因があげられますが、この記事では転職が成功するためのポイントをわかりやすく解説いたします。
この記事でわかること
- すぐに転職が決まる人とそうでない人の違いは?
- 50代・自分の市場価値を知ろう
- 転職を決意する前に知っておくこととは?
- 50代の転職を成功させるポイント
以上、わかりやすく解説いたしますので最後までご覧ください。
*はじめからお読み頂いた方がよく理解できますが、とにかくポイントを早く知りたいという人は目次をクリック👆
50代の転職・すぐ決まる人とそうでない人の違い
50代でも転職が決まる人とそうでない人の特徴を見てみましょう。
あなたはどちらにどれだけ当てはまりますか?
50代でもすぐに転職できる人の特徴
すぐに転職できる人の特徴は下記の様になります。
すぐに転職できる人の特徴
- 即戦力としてつける武器がある(専門性)
- きちんと会社に貢献できるアピールできるものを把握している
- 部署においてリーダ―的な役割を担っていた経験がある
- 人脈や広い見識がある
- 前職をやめる理由をポジティブに明確に説明できる
あなたはいくつ当てはまっていますか?
50代ですぐに転職できない人の特徴
逆にすぐに転職できない50代の人の特徴も確認しておきましょう。
すぐに転職できない人の特徴
- 転職回数が多すぎる
因みに平均すると50代の転職回数は無しや1回で約半数を超えます。5回以上は要注意です。 - 未経験職種を探している(年齢的に大多数の企業は即戦力を探しています)
- 何かに以上に固執している(対応能力が求められています)
以上が、転職がすぐに決まる人とそうでない人の特徴となります。
50代の転職・自分の市場価値を知ろう
採用される側も市場価値を理解しておくことで、転職で損をすることがないようにすることが可能です。
50代の転職者に起業が求めるものは何か?
そう、あなたを採用する理由を確認してみましょう。
50代を採用する理由
自分の市場価値を見る前にマイナビ転職の「50代を採用する理由」の調査結果を見てみましょう。
各企業が50代を採用する際に指標にしている理由です。
意外と年齢は関係ないが2番目にたかくなっています。
他の年代に比べて専門性も高いのが50代の特徴です。
あなたの市場価値はどのくらいあるのかみてみましょう。
50代の転職・自分の市場価値はどうやって調べるの?
いろんな転職サイトで登録するだけであなたの市場価値について診断してくれます。
自分を客観的に見ることができるので一度やってみるのはおすすめです。
各サイト、数分から長いサイトで30分程度で診断スタートできます。
複数、登録だけ行い、自分の診断結果と比較するのも結構勉強になります。
50代の転職をする際に確認しておくべき7つのポイント
転職を成功させるために、新しい職場の労働条件をしっかりと把握しておきましょう。
入社後にこんなはずじゃなかったということを防ぐ意味でも非常に重要です。
最低限確認しておきたいポイントは下記の7つです。
- 入社日(現職をいつまでにやめなければいけないかを逆算する必要があります)
- 給与(支給日、昇給、年俸制、残業代など)
- 賞与、それ以外の手当、退職金など
- 勤務地と配属先(*重要 転勤の有無)
- 休日や勤務形態、勤務時間(フレックス、完全週休2日制など)
- 試用期間中の賃金(正式採用になる前の賃金は正社員と同等かアルバイト扱いなのか)
- 福利厚生
あたりまえのことですが、中には確認し忘れということもありますので要チェックです。
厳しい50代の転職を成功させるためのポイント
それでは、50代で転職を失敗してどん底生活を味わうことの無いように、転職を成功させるためのポイントをご紹介します。
自分の年齢にあった経験を活かす期待をされている
あなたは50代までに経験したことを、次の会社で活かすよう期待されています、
具体的に自分の経験を伝えることができるように整理しておきましょう。
この年齢での採用で、若い人との差別化ができるのはこの部分が大きなポイントです。
以前と比較して50代の採用については、経験した役職での実績やマネジメントなどの求められる要素が明確になってきています。
あなたは即戦力
先程のに似ているのですが、専門性を持っている人はすぐにその部署を任せられるようになることが多いです。
すなわち「即戦力」として採用されるということです。
研究者みたいな専門性をお持ちの方は少ないかもですが、例えば…
- 社内システムの構築で各事業部の効率化を促進した
- マーケティングに特化し赤字部門をV字回復させた
- 人事で採用した人数が300名以上
などでも十分企業が欲しがる即戦力スキルとなります。
長期スパンで転職活動できる余裕を持つ
転職は長期で考える、行動するを基本とする。
これは非常に大事なことで、時間的にも金銭的にも余裕がなくなると転職に失敗してドン底の生活をおくることにもなりかねません。
職安や転職サイト、転職エージェントなどしっかり自分でも情報をとりながら半年を目安に転職活動をしましょう。
よく、いついつまでに転職するとか退職するっていう方がいますが、次を決めてからでも遅くはありません。
というかその方がいいです。(私の経験上💦)
転職サイトを利用する
転職を考えている人は、絶対的に利用するのがこの「転職サイト」ですね。
専門性を持っている人、実績がある人は、自分で探す転職サイトでも十分見つかる可能性があります。
転職サイトは幅広い仕事が掲載されており自分のペースで探すことができます。
時間的に余裕があって、自分がしたいことがハッキリしている人向けの仕事探しの味方です。
転職エージェントを利用する
転職サイトと違って、登録後に自分の担当がついて適正などを見て紹介してくれるサービスが「転職エージェント」。
自分にどの仕事があっているかわからない、まだ何がしたいか迷っている人には転職エージェントがおススメです。
担当がつくからといって有料ではありませんのでまずは登録してみるのが転職成功への近道です。
こちらは、給与面や待遇なども担当が交渉してくれるので、転職後に「あれっ?」って思うことが少ない傾向です。
まずは、先程の転職サイトもこちらの転職エージェントも数社登録して自分へのオファーを吟味するのもいいかもしれませんね。
因みに転職サイトには未掲載の非公開求人も紹介してもらえることもあります。
成功への近道は、まず「動く」ことからです!
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50代の転職は厳しい・まとめ
一般的に厳しいと言われている「50代の転職」。
20代30代と比較すると簡単ではないことは間違いありませんが、以前と比較すると求められる50代も多くなり、求めている企業も多くなっているのは間違いありません。
しっかりと準備をして転職活動に励んでください。
成功する道は必ずあります。
最後にこの記事で書いたことのおさらいです。
- 50代の転職・すぐ決まる人とそうでない人の違い
- 50代でもすぐに転職できる人、すぐに転職できない人の特徴
- 50代の転職・自分の市場価値の調べ方
- 50代の転職をする際に確認しておくべき7つのポイント
50代でも転職成功者はたくさんいます。
成功するために参考にして頂ければ幸いです。
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