40代、50代になると一生懸命に走ってきた30代までと違って、
自分のことや家族のことなどでいろいろと考えることが多くなったと感じませんか?
そんな世代の方の多くの悩みを解決するポイントをわかりやすく解説いたします。
私の経験も踏まえてリアルな内容となっておりますので、
参考になること間違いなしですので
是非、ご自分に照らし合わせてみてください。
それでは早速ですが本題に入ります。
仕事を辞める前にまずこの3つだけは確認を!
- 【支出】最低限必要な生活費はいくら?
- 【収入】失業してからの収入はいくら?
- 【仕事探し】再就職する際の基準や方法は?
それでは、上記3つの詳しい説明をしていきます。
仕事を辞める前のチェックポイント①
【支出】・最低限必要な生活費はいくら?
まず、今現在のあなたが毎月生活するのにどのくらいの
お金が必要かわかっていますか?
家賃と車のローン代と子供の学費、それと食費ぐらいかな…そんな感じでしょうか?
実は、家計は奥様任せで実際に毎月の家計がどのようになっているのかを
知らない旦那衆が多いのです。(私もそうでした💦)
家計簿をお付けになっている奥様がいる家庭は、
この際、一度しっかりと夫婦でお話合いをされることをおススメいたします。
実際に家計簿がない場合は、お二人でノートに書いて作ることが
お互いの金銭感覚も実際の支出の内容も理解できて一石二鳥です。
因みに、月々を大まかに決めたら年間カレンダーにして毎月の支出はないが、
ある時期に支払いが決まっている固定費(固定資産税など)を入れておくとその時になって慌てることはありません。
簡単ですが家計簿サンプルシートをお付けしておきますので参考までにご覧ください。
仕事を辞める前のチェックポイント②
【収入】・失業してからの収入は?
因みに、失業手当をもらえるもらえないは関係なく、
退職後約1年は収入が無くても暮らせる程度の蓄えがあると、
再就職の際に焦って不利な条件のところで決めてしまうという悪いループに落ちることなく
自分の納得のいく就職先を見つけることが出来ます。
失業してからの収入をシュミレーションしましょう。
これから起こることを実際にシュミレーションしておきましょう!
まずは、無収入になってからは、失業手当受給までの約4カ月は実質なんの収入もありません。
現在の蓄えで退職後のいつまで生活できるのかを確認しておきましょう!
臨時収入(宝くじや親からの援助)は除外して
通常の場合を想定してご説明いたします。
大きくは、
①最後の給料(退職金も含む)
②失業給付金(失業手当)に分けられます。
実際には最後の給料は退職後に分類されるものではないかもしれませんが、
退職後の生活という意味で入れてお話をします。
要確認!【あなたの最終給料支給日と額】
まずは、初めに最後の収入を確認します。
当たり前のことですが、これが再就職するまでの最後の確実な収入です。
あなたの退職日が決定すると給料の額と支給日が決定します。
締め日で退職の場合は1ヶ月分の給料が支給されるので良いのですが、
途中の場合は、日割りになる会社が多いので要確認です。
有給消化や締め日などを確認していないと、
いざ口座の金額を見た時に???って感じになることもあります。
退職したその月から苦しくなるようなことがないように
しっかりと確認をしておきましょう!
そんなに先…? 失業給付金(失業手当)が支給されるまで
50代ということで、はじめての転職の方は少ないと思いますので
失業給付金を受けられたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
注)40歳以上の平均転職回数は4~5回との調査結果があります。
思い出せない方もいるかもしれませんが、約4カ月近くは収入が途絶えることになります。
4カ月として約120日、毎月の生活費が30万としたら120万が必要となります。
仮に、すぐに再就職が決まらない最悪のケースを想定しますと、
最終で支給された給料が30万あるとしても
支給開始まで残り90万がその時点で必要となります。
意外と、失業手当は受給するまでに時間がかかりますよね~?
しかも、その支給額は今の給料の満額ではありませんからね…😢
そうはいっても、この給付が今後の生活や再就職活動において非常に重要ですので
おさらいの意味も込めて下記の手順の確認をお願いします。
【参考】失業手当の申請やその受給期間の手順
実際に、失業手当を受給するまでの大体の流れは下記の通りです。
①退職(保険証の返還、離職票の発行などの確認をしてください)
②受給資格決定日(ハローワークに行った日に必要書類を提出して求職の申し込みを行います)
③待期期間(失業状態であるかの様子を見る期間ですので、この期間に収入が発生するようなことは慎みましょう)
④3カ月の給付制限(自己都合の場合)
【注意】自己都合退職の場合は待期期間の7日間を経過した翌日から3か月経過すると
失業保険の給付対象として認定されます。つまりそれまでは全く支給がないということです。
*会社都合退職の方は別途給付についてご説明いたします。
以上で臨時収入を除いた退職後の収入の流れの確認が出来たと思います。
厳しい状況での次の職探しとなりますが、
この手当がいただけるだけでも心の持ちようが全く違ってきますので
しっかりと手続きしていきましょう。
それでは、つぎは皆さんの新しい門出になる「再就職」についてのお話です。
仕事を辞める前のチェックポイント③ 退職前に仕事を探そう!
退職前に職探しをするのは皆さんしていることですので、
準備は早いに越したことはありません。
その仕事探しの時にまず思い浮かぶのは下記の5つぐらいに絞られます。
①ハローワーク(公共職業安定所)➡退職してからになります
②求人情報誌
③転職エージェント
④転職フェア
⑤知人の紹介
皆さんの状況で選択肢は変わってきますので、
タイプに分けてどの方法が適切かをご説明いたします。
タイプA・いろいろ聞きたい「アドバイスちょーだい派」
このタイプAの方はこのような方です。
- 自分の強み弱みがわかっていない
- 何をしていいのか、何をしたいのかがはっきりしていない
- ヒントをくれれば自分で出来そうな感じがする
こんな感じの方は意外と多いのですが、要は自己肯定感が低い人が多いです。
本当は周りの評価は自分で思っているより高いかもしれませんよ!
今のあなたは、自分で踏み出す時に一緒にジャンプしてくれる人がいると
ジャンプできる人なのです。
そんな人におススメな転職方法は、ズバリ「転職エージェント」です!
転職エージェント(人材紹介)とは?
最近、いろいろと求人サイト等で見る機会が多くなった「転職エージェント」という言葉。
でも、実際に何が違うのかがわからないですよね?
担当アドバイザー(もしくはコンサルタント)が希望職種に転職したいあなたと
その人材を求めている企業の仲介をしてくれるのが「転職エージェント」です。
そのアドバイザーが、あなたの強みを客観的に把握して適性を見て、
あなたに合った企業や職種を探して紹介をしてくれます。
どうですか?
自分にちょっと自信が無くて、どうしていいかわからない人には
すごく良いサービスですので「タイプA」の方は早速サイトの内容を確認して
「ジャンプ」出来るように行動にうつしましょう!
転職エージェントの「メリット」「デメリット」
◆メリット⤴
- 専任の担当がつく
- 登録は無料の場合が多い
- 自分の希望に沿った企業を探してくれる
- 担当が面接の日程調整をしてくれる
- 採用条件等の交渉も代行してくれる
- 未公開情報や新規プロジェクトに出会える可能性がある
■デメリット⤵
- 希望の職種が見つからない場合は紹介が無い
- 親切丁寧な部分はあるが時間がかかる場合がある
- 担当によって差がある(私はこのパターン💦)
★転職エージェントのサイトも参考までに見ておいてください。
- マイナビ転職
- リクナビネクスト
タイプB・スキル高めで実績ありの「オファー待ち派」
このオファー待ちのタイプBは、スカウト型と呼ばれるタイプに分類されます。
最近、📺テレビでも宣伝してよく見かけるのがスカウト型のタイプ。
このタイプの方は、今現在のキャリアの中で非常に豊かな経験と実績を持っている場合が多いです。
もちろん、そこまでではなくても登録しておいて企業からのオファーを待つのもアリです。
転職「スカウト型」とは?
各社、サービスの詳細については様々ですが、
大きくスカウト型を説明するとすれば下記のようになります。
自分の実績や経験、希望条件などの登録をする(WEB履歴書)ことで
企業にその情報が届いて、マッチした企業から直接オファーが来る流れ。
転職エージェントは仲介でしたが、こちらは登録後は直接企業とやり取りとなります。
このスカウト型は皆さんの実績で大幅に収入アップもあり得ます。
実際に各サイトを見ると「転職者の80%が転職前より収入アップ」などの
文字が見受けられます。
スカウト型は実績と経験がものをいう感じです。
自信をもって登録してみてください。
思わぬ企業から、思わぬ条件が提示されるかもしれません。
◆メリット⤴
- あらかじめスキルや経験などの詳細を検討してからのオファーの為
採用される確率が高い。 - 比較的転職後の年収がアップする場合が多い
- 登録終了後は特に作業することはなく、企業からのオファーを待つだけ。
■デメリット⤵
- 特に秘匿性の高い求人には有料となる(ヘッドハンティング対象など)
- 非公開の求人はスカウトされた場合にしか閲覧できない
- オファーを待つタイプなので進捗がわからず焦る…(これちょっと辛いかも…)
スカウト型のサイトになります。参考までにご覧ください。
- リクナビネクスト
- マイナビ転職(スカウト)
- エン転職
- DODA
- ビズリーチ などがあります。
タイプC・自分で調べて納得したい「検索マイペース型」
今までは一番多かったのがこのタイプになります。
昔はアナログな情報誌を眺めるしかなかったのですからしようがなかったのですが…。
今では、検索ツールも増えてこのタイプCの方も
結構ハイテク(❓)になってきています(笑)
その検索する対象もたくさんあります。
- ハローワーク(公共職業安定所)
- フリーペーパー
- 求人折込チラシ
- 求人サイト
- ポスティングチラシ
- 店頭ポスター(ビラ) など
◆メリット⤴
- いろんな掲載内容から選ぶことが出来る
- 地域に根付いた情報が早く手に入る場合が多い
- いつでも自分が見た応募先にアクションを起こせる
- 応募にかかる支出はない
■デメリット⤵
- すべて自分でやらなければならない
- ノウハウがわからず採用確率が低くなる場合がある
- 不採用の場合でも改善策が良くわからない。
- 企業側の情報が限られたものしか得られない
以上の内容となります。
あなたはどのタイプでどのような方法で就職を探しますか?
最後にもう一度、話をまとめてみますね。
50代の転職する際の注意点まとめ
最後に仕事を辞める前にまずこの3つだけは確認を!
①【支出】最低限必要な生活費はいくら?
②【収入】失業してからの収入はいくら?
③【仕事探し】再就職する際の基準や方法は?
この①~③についてご説明しましたが、
皆さんは自分の状況をどのくらい把握して
そしてどうやって今後の活動につなげていくかを想像できましよね?
あとは実際にサイトに登録して情報を出来るだけ集めることをおススメします。
この世の中、情報弱者にならないように動けるときに動いて
自分の選択肢を増やせるようにしておけば活路が見いだせます。
年齢は特に関係ありませんが、特に同年代の50代の方には
ガンバって頂きたく筆をとりました(笑)
皆さんのこれからが「楽しく」なるように祈願しております。
今回は最後まで「たのいきブログ」をお読みいただきありがとうございました。
それではまた!