きびしい、きびしいと聞く、中高年での転職。
実際に私が50代での転職をしてみて感じたことをそのままお伝えしたいと思います。
思い返せばつらいことや苦しいこともあったけれど、
今は実際に転職に成功して第2の人生に向けて歩き出せてしあわせです。
この記事では、40代や50代の中高年の転職の現実と、再就職を成功させるためにやることや心構えについて書いています。
50代・転職成功のためのおすすめ転職サイト&エージェント5選
50代・中高年の転職の厳しい現実?
一般的に中高年の転職は厳しいと思われていますが実際はどうなのでしょうか?
50代・中高年の転職データ
総務省の2021年のデータでは下記の様になっております。
年齢別の50代は10年前に比べたら若干増加傾向にあります。
しかし、転職の内容は必ずしも希望通りとはいかない場合も多く見受けられます。
(参照元労働力調査|総務省統計局)
転職が厳しくなる中高年の理由
2022年現在では、以前と比較すると転職するための(転職希望者)の利便性は格段に上がっています。
具体的に言うと
- 仕事探しが楽になった。(情報量もスピードも)
- 自分の希望を企業側にも伝えられる手段がある(以前は受け身の動きのみ)
- そのほとんどが無料で利用できる転職サポート(転職サイトやエージェントなど)
では、なぜ?同じ50代の中高年で転職が厳しくなる人がいるのでしょうか?
なかなか、決まらない人のことについて詳しく書いている記事はこちら
50代・中高年の転職を成功させるためにすること
それでは一番の関心ごとである、どうやって中高年の転職を成功させるのかを具体的に解説していきます。
中高年の転職は自分の市場価値を理解すること
まず、中高年(40代から50代)で転職を考えている人で「自分の市場価値」を知っている人はどのくらいいるでしょうか?
えっ?自分の市場価値?
そんなのどうやって調べればいいの?
私もそうでした。
自分で価値があるって思っていました(思いたかっただけかもしれません…。
で、どうやって自分の市場価値を図るのかと言いますと、実はこれが超簡単でした。
答えは、「転職エージェント」に登録することのみ。
なんで?登録のみで自分の市場価値がわかるの?
それは、登録後に自分に来るオファーの数や企業や待遇の内容でわかることとなります。
しかも、無料ですぐに登録ができますので、あなたの費用負担はありません。
あまりよくわからない仕組みかもしれませんが、転職エージェントは人材の紹介で企業側より報酬を得ていますのであなたは登録のみでOKなのです。
登録後に、担当者に自分に希望も伝えておくだけ。
よくCMでも流れている「あとは待つだけ」って状態になります。
しかも、すぐに転職しなくても自分がどのような会社に入ることができるのかがわかってるだけでも随分違いますよね!
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有名なブロガーのきぐちさんのTwitterにも…
まさにその通りだと思います。
自分の選択肢を増やしておくと、いざというときに判断を間違わない可能性がぐっと高くなります。
友達が転職エージェントを使っていて思ったけど、「自分が転職できそうな会社」を知っておくのはすごく大事ですね。
「いざとなれば他にも仕事はある」と思えるだけでもメンタルを保ちやすいし、会社に尽くしすぎなくなる。
選択肢があるだけで、ちょっとした余裕が生まれやすい。
— きぐち@『ブログで5億円稼いだ方法』書店発売中 (@kasegu_master) August 26, 2022
👆こういうことです。
まずは転職エージェントに登録しておくことからはじまりますよね。
50代は転職活動の領域(方法)を広げておく
自分のやりたいことを中心に仕事を探すことは悪いことではありません。
しかし、一旦は選ぶ仕事の間口を広げておくことをおすすめします。
なぜなら、あなた自身で気がついていない長所があって、そこに企業側が興味を持つかもしれないからです。
私自身も現場たたき上げでしたので、現場で陣頭指揮を執るような仕事を探していましたが、実際に企業側からの要望は得意先との契約などの交渉という裏方の仕事でした。
今までの経験は活かすことはできます。
しかし、現場での仕事にも未練があった私は転職エージェントの担当者に尋ねてみました。
すると、「経歴から見て、企業対企業の窓口として交渉する立場での採用候補」と企業側が考えているとの返答でした。
自分では気が付かない、最も得意分野ではないところが評価されたということです。
ちょっと複雑でしたが、なんとなく自分の引き出しも思ったよりあるのかな~と気づかされた瞬間でした。
企業側の人材の状況などによっても違ってきますが、私の経験上、絶対にしたくない仕事でなければ自分の可能性を気づかせてくれることもあるので、はじめから絞りすぎないようにしておくのをおすすめします。
中高年は特に応募書類の記入の仕方に注意しよう
40代、50代の中高年は書類選考で落ちる可能性も高くなります。
これは、年齢的に見て企業側が除外していることもありますが、企業側としては年齢が高くでも欲しい人材は欲しいのです。
しかし、応募書類で落とされる人が多いのには理由があります。
それについては下記の記事をお読みください。
意外とわかっていてもしていなかったり、してしまっていたりといった内容になっています。
私も何個か該当しておりました…(笑)
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中高年の再就職(転職)を成功させるための心構え
この記事では、私の経験も踏まえた内容でお書きしたいと思っていますのでご容赦くださいね。
経験者ぶって、ちょっと偉そうになりますが「中高年の再就職(転職)を成功させるための心構え」として
【成功するための心構え】
焦る気持ちはだれでもありますが、心構えとして下記のことを理解しておくと意外と落ち着くことがありました。
焦ってもいい結果になることはありませんので、心構えとしてお聞きください。
- 転職先が決まるまでの時間は長期を覚悟する
- 焦って本当はやりたくない仕事を選んでしまう(転職のループになるので✖)
- 希望の年収に満たないこともある
- 現在の役職には就けないこともある
- 年下の部下はあたりまえ
- 今までの仕事の進め方は通用しない
- あなたのことを理解して接してくれるまで時間がかかる
- 会社の見る目は厳しめ
- 生活リズムが変わるので慣れるまではしんどい。
- 転職しなければよかったのにという人が必ず現れる(ほっとけ!)
以上のようなことが起こりえるという心構えだけお持ちいただけると、なんだか実際に起こっても平気でいられる自分がいました(笑)
まとめ:50代・中高年の転職の現実!再就職を成功させるためにすることと心構え
この記事では、実際に50代になって転職した私の経験をもとに書かせて頂きました。
この通りではない人もいるかもですが、私の経験でのお話を正直に文字にしています。
それでは、復習です。
- 中高年の転職の実績を把握しよう
- 転職が厳しい人の理由
- 中高年の転職を成功させるためにすること
- 中高年が転職する際の心構え
以上です。
私の経験が何かあなたの今後の転職活動の参考になれば幸いです。
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。