40代、もしくは50代で無職になる前の皆さんの準備はいかがでしょうか?
会社を辞めるってことは、よく考えてとのことだと思いますが…
まさか勢いで「辞める!」ってことにはなっていないでしょうね!
大丈夫ですよね?
やめるのは反対ではありませんが、やめ方は慎重を期した方が絶対に良いです。
現役無職の私「TAKUZO」が辞めるときに損しないそして時間が稼げる方法についてお伝えいたします。
この記事でわかること
- 退職までの流れが整理できる
- 辞める前に時間を稼ぐ理由がわかる
- ちょっとした裏技もあり(悪用厳禁)
それでははじまりです!
40代で無職になる・退職までの流れ
いざ、会社を辞めようとおもっても「勢い」でやめちゃうほどあとあと後悔することはありません。
辞めるにせよ絶対に準備が必要です。
あと、よく辞める段になって順番を間違えて大変なことになる人がいますので、退職までの流れを確認しておきましょう。
退職を伝える前に気をつけること
もう、あなたは今の職場を去る決意をしているとします。
すぐに、上長に「辞めます!」って伝えることはないと思いますが…。
実は結構いるんです。
素晴らしい行動力の方が…(笑)
そこで退職を伝える前のポイントを確認しますね!
- 本当に辞めていいのか?
- 転職のあてはあるのか?
- 収入は?(当面の生活は大丈夫?)
- 保険料などの自己負担が増えることなどはわかってる?
- 再就職の壁は非常に高い
など、やめるのにはいろいろと確認すべきことがあります。
それでも辞めるという方はその辞め方について間違いない順番を整理しておきましょう。
退職の流れ
退職の流れを整理したのがこちらです。
この順番にすれば問題なく「退職」が決まるはずです!
- 退職日を設定する(最終勤務日ではありません。退職日です)
- 有給休暇を確認する(取得して辞める)
- 引き継ぎ等の会社の業務に支障が出ないスケジュールを組む
- スケジュールに有給休暇も入れる(理由があります) 👈ここまでが伝える前にやること!
⇩ - スケジュールをもとに逆算して余裕をもって上長へ伝達する
- 伝達するときは口頭と書面で!(退職願)
- 引き継ぎ業務に支障をきたさない、有給は消化したい旨を伝える。
- 希望の退職日や有給休暇の消化等を含めた内容が了承される
これでめでたく退職へ…。
注意ポイント
- いきなり退職届けではなく、退職願いが望ましい
- 有給休暇も消化するのであれば、ある程度の日程が必要。
- 会社の業務に迷惑をかけないように段取りをする
退職するのにもいろいろエネルギーが必要なんです!
心して退職してください。
40代で退職は「時間を稼ごう」の理由
時間を稼ぐとはどういうことでしょうか?
- 退職までの時間を稼ぐことで次への準備を整える
これは、退職をのばしているのではなく次の準備のための期間として有効に使うことを指します。
前項でお伝えいたしましたように、有給消化することによってその期間は収入がありながら転職活動に専念することができます。
もちろん、転職活動をして決まってから退職を伝えるやり方でも問題ありません。
というか、40代以上ともなればその方がおすすめです。(自戒を込めて笑)
無職からの脱出方法
しばらく働かないと思っている人以外は、次の仕事を見つけるために動き出さないといけません。
しかも、すぐにです。
ここはあらゆる方法をもって再就職出来るようにがんばるポイントです。
この期間が長くなるとつらくなるのです(経験談)
ですから時間を稼いでおいて、つらく感じる期間をできるだけなくすリスク回避策を講じておきましょう。
無職のときの収入
「無職は無収入」ではありません。
世の中には働かないでたっぷり収入を得ている人がたくさんいます。
いわゆる不労所得というものです。
不動産収入や株の配当など、自分の時間を使う必要のない方が「無職でも収入あり」のパターンです。
多分、何かしらの仕事としての形にはされているでしょうが、実質働いていません(笑)
さて、無職の期間の収入はどのように考えていますか?
まとまった収入はまずムリと考えて、少しでも収入をつくるためのポイントはコチラです。
- 特技を生かしたスキルセールス(ココナラ・クラウドワークス・ランサーズなど)
- アルバイト(時間を区切ることが大切)
- ポイ活(ポイントサイトでの小遣い稼ぎ)
注意としては、失業保険を頂くときに収入を聞かれますのでその時には支給される手当が減額されることになります。
自分のペースに合わせて時間が自由になる「無職生活」を有意義なものにしましょう。
因みに私はその自由な時間を、ブログ開設や読書そして健康維持のためのスポーツに使っています。
無職期間の収入についての詳細は下記の関連記事をご覧ください。
40代無職の時間稼ぎ
それでは、本題の時間稼ぎの部分に入ります。
時間を稼ぐといっても引き延ばしているだけでは全く意味がありません。
なぜならあなたの退職は今よりも輝く未来のためのはじめの一歩になるのですから…。
ここで言う時間稼ぎは、自分の準備が整うまでの時間を確保するという意味でとらえてください。
すでに、転職先が決まっているとか、しばらく生活するだけの金銭的な余裕もあるなど…
そのような方は、すぐにでも退職されて次の人生で時間を使うようおススメいたします(笑)
それでは、まだまだ準備が必要な「時間が必要」な方への時間稼ぎ方法をあげてみますね!
退職の申し出:退職日からの逆算
先ほどの退職の流れのときの①で、退職日を設定とあります。
ご自分でこの日にやめたいとかの希望はあるとは思いますが、ここが重要なのでしっかりと「逆算」し、尚且つ準備を並行して行う事が重要です。
もちろん前倒しで進めて、希望のところに転職できたのであれば最高です。
しかし、ほとんどの方が希望通りに行くとは限りませんので、しっかりと前準備をしておきましょう。
この退職の申し出で予定が変わることがあるので気をつけましょう!
ポイント
■絶対に勢いで退職を申し出ないこと!
あくまで計画的に実行することが将来につながります。
「計画」と「前準備」と「実行」を頭に入れておきましょう!
有休休暇の使い方
退職の申し出の際に、同時に有給休暇の消化についても申請をするのが間違いありません。
その際に気をつけるポイントは、
- 退職日までの有給休暇をすべて紹介したい旨を会社に伝える
- 伝えるのは退職を申し出た時がスムーズに消化できるために最適
- 退職時までに消化できなかった場合は買取を交渉する
有給休暇を取ることでその期間は今までと同じ扱いで生活を送ることが可能になります。
変わったことと言えば「時間」が大幅に増えたことです。
しかも、自分のために使える時間が…!
こんな経験はそうそうないので思う存分味わってみてください。(笑)
ポイント
退職を申し出る前に必ず有給日数を確認しておきましょう。
申し出から退職までの日数が少ないと所得ができない場合もあります。
介護休業を有効に利用しましょう(悪用厳禁!)
有給休暇取得は当然の権利として申請に気をつけて使用すれば良いのですが、ほかに介護休業というものもありますのでご説明いたします。
下記は介護休業の内容についての厚生労働省の記述です。
○ この法律の「介護休業」をすることができるのは、要介護状態にある対象家族を介護する男女労働者です。
○ 日々雇い入れられる者は除かれます。
○期間を定めて雇用される者は、申出時点において、次のいずれにも該当すれば介護休業をすることができます。
① 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること
② 取得予定日から起算して93日を経過する日から6か月を経過する日までの間に、労働契約
(更新される場合には、更新後の契約)の期間が満了することが明らかでないこと
○労使協定で定められた一定の労働者も介護休業をすることはできません。
皆さんの中で、上記に該当する方は会社に籍を置いたまま(無給)最長で93日間の介護休業を取得することができます。
まわりの方がみなさん元気なことに越したことはありませんが、この歳になるとそういうわけにはいきませんよね!
因みにここで介護休業をとる場合の注意点をあげておきます。
注意ポイント
- 介護する対象の人は、介護認定を受けていなくても対象となる(要支援や要介護など)
- 介護休業期間が終了した際には復職することが前提である。(辞めることを計画して取得することはNG)
- 取得期間は無給になる(会社の規定により違う場合もあり)
- 取得期間中の保険料の支払いなどは自分でやらないといけない手間がかかる
ここで、介護休業は復職が基本なので無職になるまでの時間稼ぎと矛盾するのでは…?とお思いの方に補足説明です。
あくまで会社を辞めて次のステージへ進むための時間の使い方の一例ですので、介護休業を取得している時に復職がむずかしくなる状況もないとは言えませんよね?
いろんな解釈の中で、うまく制度を利用してください。
*くれぐれもはじめからこの介護休業を悪用する人もいるようなので、そのようなことが無いようにしましょう。
40代無職の損しない辞めかた・まとめ
40代や50代での退職はいろんなリスクが伴います。
それを想定して準備ができる環境を自分で作っていけるようにしていきましょう。
辞めると決意したあなたがやる仕事は「辞めることではなく、辞めるために損しないための準備」なのです。
それではこの記事のおさらいです。
- 退職をするときの流れ
- 時間を稼ぐの意味
- 時間を稼ぐ具体的方法
以上のことがご理解いただけたと思います。
一大決心をされたあなたの参考になれば幸いです。
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。