50代から考えておく定年後の「再雇用」と「再就職」の違い!

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【50代・人生の選択】仕事の探し方。今から考える定年後「再雇用」か「再就職」か?

私は50代半ばです。
まだまだ若い人には負けないつもりでいるのですが、
よく考えるとまだ先のこと…と思っていた定年がすぐそこまで迫ってきていることに急に不安になる感覚を覚えました。

まだ、不安は感じていない?
そんなあなたも決して他人事ではありません。

今まで勤めていた会社に「再雇用」してもらうこともあり、思い切って別の企業へ「再就職」するのもあり。

でも何も準備をしていなかったとしたら、いざ「再雇用」VS「再就職」の2択を迫られたら…。

本記事では「再雇用」と「再就職」の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて解説します。

50代のあなたのこれからの人生に参考になれば幸いです。

この記事でわかることは、

ポイント

  • 50代・定年後の再雇用や再就職とは?
  • 再雇用のメリット・デメリット
  • 再就職のメリット・デメリット
  • 定年後の働き方のヒント

以上について解説いたします。

50代から考える、定年後の「再雇用」とは?

再雇用

厚生労働省の高年齢者の雇用について、下記に内容でルールとして定められています。

高年齢者の雇用:厚生労働省

定年年齢を65歳未満に定めている事業主は、その雇用する高年齢者の65歳までの安定した雇用を確保するため、「65歳までの定年の引上げ」「65歳までの継続雇用制度の導入」「定年の廃止」のいずれかの措置(高年齢者雇用確保措置)を実施する必要があります。(高年齢者雇用安定法第9条)

「継続雇用制度」とは、雇用している高年齢者を、本人が希望すれば定年後も引き続いて雇用する、「再雇用制度」などの制度をいいます。

「再雇用」されるためには

企業側は、原則としては「65歳までは希望する者を再雇用する」ことになります。

とはいっても、確実に再雇用されるとは限らない場合もありますので下記の注意点を確認しておきましょう。

 

①雇用形態を確認しよう

定年後(60代前半)の人を継続雇用する際は雇用形態が大きく三つに分かれます。

  1. 正社員
  2. 嘱託・契約社員
  3. アルバイト・パート

数字的に見ると継続雇用の場合は「嘱託・契約社員」が多くの企業で一番多い形態となっているようです。

定年前は正社員だったとしても、もちろん役職がついていたとしても、再雇用では嘱託や契約社員として採用するケースが多いことを心得ておきましょう。

②仕事内容

高齢者 再雇用

資料出所:独立行政法人労働政策研究・研修機構 「高年齢者の雇用に関する調査」 (企業調査)」(2019年)

定年前と比較した仕事内容・責任の変化については、

  • 定年前と仕事内容も責任もかわらない
  • 定年前と仕事内容は同じだが、責任は軽くなった

これでわかるように、基本的には定年前と同じ仕事内容となることが大半ですが、企業によっては責任は軽くなることもあるようです。

企業規模によって差がありますので、自分が該当するところを参考までにご覧ください。

③賃金水準

賃金 高齢者

資料出所:独立行政法人労働政策研究・研修機構 「高年齢者の雇用に関する調査」 (企業調査)」(2019年)

 

さて、大事な賃金水準についてはどうなっていくのでしょうか?

定年前と比較してみましょう。

60歳の給与を100%としたときの調査結果として、61歳時点では平均「78.7%」となっています。

再雇用後の給与は定年前の7~8割前後まで減ることが現実となっています。

高年齢者雇用の現状等について|厚生労働省

「再雇用」までの流れ

再雇用の流れ

基本的な流れは上記の通りです。

定年退職を迎える前に、企業から再雇用に関する通達が来ます。

その後、担当者と勤務条件を面談で詰めていきます。
この際、契約内容について疑問に思うことがあれば細部まで確認しましょう。

提示された条件にお互いが合意したら再雇用へという流れです。

*再雇用制度を利用するかは本人の希望となります。
よって本人が再雇用を希望しない場合はそのまま定年退職となります。

50代から考える、定年後の「再就職」とは?

就職

 

ここからは、もう一方の「再就職」について解説していきます。
まずは定年後に再就職するいくつかの方法と、再就職後の働き方の変化などを紹介します。

再就職するためにはどうすればいいのか?

再雇用と違って再就職は、定年退職後に今まで勤務していた会社以外を自分で探すということです。
求人を探す方法についてはいくつかありますが、自分の希望するものが(優先順位)何かを明確にして仕事を探すことをおすすめします。

①ハローワーク(公共職業安定所)

こちらは、失業保険などの手続きも行うので行く機会もあると思いますが、主な業務は就職支援です。

ハローワーク(公共職業安定所)は、民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担う、国(厚生労働省)の機関です。
ハローワークでは、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。

引用:ハローワーク:厚生労働省

参考:公共職業安定所(ハローワーク)の 主な取組と実績

②シルバー人材センター

高齢者が働く先として活用できるのがシルバー人材センターです。

シルバー人材センター(センター)とは、高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、 地域社会の活性化に貢献する組織です。
センターは、原則として市(区)町村単位に置かれており、基本的に都道府県知事の指定を受けた社団法人で、 それぞれが独立した運営をしています。

センターでの働き方は「生きがいを得るための就業」を目的としていますので、 一定した収入(配分金)の保証はありません。

引用:公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会

メリットは「生きがい」を得ることができる反面、収入としてはそれほど期待できるものは保証されていません。

③転職サイト&転職エージェント

転職サイトおよび転職エージェントは、メリットデメリットがあります。

Webサイトで自分のペースで探すことができる点や、最近ではシニア層向けの転職サイト&エージェントも豊富に掲載されています。

高齢者の実務経験を優遇している企業もあるので、定年退職前に無料登録で自分の市場価値を探っておくのをおすすめします。

意外と、自分の経験が活かせる企業があるかもしれません。

生きがいと収入を得るのであれば「転職サイト&転職エージェント」一択です。

50代の選択・定年後に「再雇用」を選ぶメリット・デメリットを考える。

再雇用

再雇用絵選択した時のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

再雇用のメリット

  1. 慣れた環境で仕事ができる
    定年後に新しい環境で仕事をするのは結構なストレスになります。
    その点、仕事内容が多少変わったとしても慣れた環境で仕事を続けられるということは大きなメリットと言えます。
  2. タイムラグがない
    定年後に働く際に、一旦充電してからなんていう方がいますが、実は間を置かずに働いた方が気持ちも体にも負担がありません。
    その点、再雇用であればタイムラグなしに「仕事をやる」スイッチは切れない環境になります。
  3. 新しい就職先を探す手間が不要
    最近は中高年の転職事情も昔とは変わって「即戦力」ということで需要も高まってきてはいます。
    が、しかし20代、30代の方と比較するとやはり50代の転職は厳しいと言わざるを得ません。
    その転職に労力を使わずに済むのも再雇用の大きなメリットです。

再雇用のデメリット

  1. 基本は65歳までを見込んだ契約となっていますが、1年契約の更新制度になることが多く見受けられます。
    通常は更新されることが多いですが、勤務態度や成績などでは更新を見送られることもあることを考えておきましょう。
  2. 年収(給料)は減る覚悟が必要
    先程、③賃金水準のところでも述べましたが、60歳の給与を100%としたときの調査結果として、61歳時点では平均「78.7%」という結果になっています。
    上がる可能性もある転職と違って「再雇用」は下がると思っていた方がいいでしょう。
  3. 会社内の異動
    同じ会社ですが、今までと同じ職種とは限りません。
    仮に同じ職種であっても、かつての部下が上司になるなんてことはあたりまえですので心得ておきましょう。

50代の選択・定年後に「再就職」を選ぶメリット・デメリットを考える。

仕事探し

それでは、定年後の再就職にあたってはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

再就職のメリット

  1. 仕事を選べる
    自分の優先するものを得るために仕事を選ぶことができる。
    例)休暇が取りやすい会社、趣味が活かせる会社、経験を活かせる会社 など
  2. 環境を変えて気分一新でスタートできる
    全ての環境が変わるので、覚えたり慣れるまでは大変ですが気分一新したい方は「再就職」がいいでしょう。
    但し、就職活動は早めにしておきましょう。
    思ったより仕事先が見つかるまでに時間がかかることがあります。
  3. 人的交流の輪が広がる
    今までの人間関係や社外交流以外にも多くの方と知り合うことができます。
    この交流の幅が広がるのも、この歳での転職の大きなメリットとなります。

 

再就職のデメリット

  1. 希望の仕事に就けない可能性がある
    一から仕事を探すため、あなたの希望を満たすものがあるとは限りません。
    先程も言いましたように、必ず準備には時間をかけましょう。
  2. 仕事を覚えるストレス
    例えば同じ職種に就けたとしても、ちがう会社ではルールなどの点で違いが多くあります。
    それを覚えるのも結構なストレスになります。
    (実際、私も同じような職種で転職しましたが、大きな規模の会社への転職だったため同じ業務でも大きな違いがありました。)
  3. 仕事が見つからない可能性
    「再雇用」をせずに「再就職」を選択したとしても希望の職種どころか、仕事先(会社)が見つからない可能性もあります。
    最近の転職に関する環境は良くなっていますが慎重に進めていく必要があります。

50代からやっておく定年後の「再雇用」「再就職」を成功させるためにすること

就職

「再雇用」「再就職」ともにメリット・デメリットがあるとわかったと思います。

それでは今からどうすればよいのかを整理していきましょう。

「再雇用・再就職」の準備は早めにしておくこと

再雇用の場合は、特に会社からの通達を受けてからになりますが、社内の前例を確認しておくことはやっておいた方がいいでしょう。
人事部に聞くのもいいのですが、実際に再雇用制度を利用した人の生の声を聞くのも非常に参考になります。

再就職の準備としては、「仕事先を探す」になりますのでまずは「転職エージェント」などの転職系のサイトに無料登録して自分の市場価値を探ってみる必要があります。

登録はすべて無料ですので、早いに越したことはありません。

自分のやってきたこと、やりたいことを「転職エージェント」の担当に話をして仕事を紹介してもらう環境を整えましょう。

ここでの注意点は、転職サイトより「転職エージェント」の方が50代のあなたに向いているということです。
転職サイトと転職エージェントの違いやおすすめについては関連記事をお読みください。

選択肢の引き出しを増やしておくこと

定年間近になって慌てる前に、やっておかないといけないのは「選択肢」を増やしておくこと。

今の会社しか選択肢がない場合は、「会社依存」となり非常に危険です。です

もちろん、今の会社で十分満足で働き続けたい人は別です。

しかし、そうではない方は自分で選べる方法がある方が良いに決まっています。

先程の「転職先がある」場合はどちらかを選ぶことができますし、しかも数社からオファーがある場合などは選ぶに困ってしまいます。

他にも、今のまま仕事を続けるにしても「副業」などで収入源を数カ所持っておくことも非常に有効です。

どちらにせよ、選択肢がある状況にするためにはとにかく早めに準備をしておくようにです!(経験談)

まとめ:50代・人生の選択今から考える定年後「再雇用」か「再就職」か?

仕事

この記事も最期のまとめに入ります。

これらのことを理解して頂けたと思います。

  • 50代から考える「再雇用」と「再就職」とは
  • 再雇用のメリット・デメリット
  • 再就職のメリット・デメリット
  • 「再雇用」と「再就職」を成功させるためにやっておくべきこと

以上をわかりやすく解説いたしました。

50代から人生の選択で「再雇用」と「再就職」で悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。

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