中高年といわれる年代にもなってくると、仕事に責任が生まれます。
やりがいを感じる反面、職場の人間関係、職場でのプレッシャー、金銭面での不満、また仕事内容の不満などが重なると
どうしても「仕事いきたくない」なんて思ってしまいます。
中高年だからこその「仕事に行きたくない」気持ちを改善する方法知っていますか?
この記事を最後まで読めば、仕事に行きたくない理由とその対処法が理解できます。
【 中高年が仕事に行きたくない理由3つ 】
中高年の方が仕事に行きたくない理由。
様々あると思いますが、まとめればほとんどの方の答え次の3つに行きつくのではないでしょうか。
気持ちに問題があるときは、原因を探ってみるのが一番。
自分の状況を整理してみましょう。
1 職場での人間関係に問題がある
「会社に行きたくない」と感じてしまう理由のほとんどは、人間関係によるものと言われています。
上司や部下との人間関係、すべてが上手くいっている人なんて、ほとんどいません。
何かしらの不満や不安を感じているものです。
ある統計では約3割の人が職場での人間関係に不満を感じているそうです。
それも年齢を重ねるごとに割合は高くなっているようです。
あなたも、職場の人間関係に不安や、不満を持っているのではないでしょうか?
ただ、人間関係の不安や不満の多くは、勘違いや思い込みであるとも言われています。
参考:【日労公式】職場の人間関係を良好と感じているのは全体で約3割|日本労働調査組合 (nichirou.com)
2 仕事の内容に問題がある。
頑張っているのに評価されない、部下が言うことを聞いてくれない、とにかくうまくいかない。
自分がやりたい仕事じゃない、やりがいを感じない。
原因は様々ですが、多くの場合、自分の評価を気にしすぎたり、他人に期待しすぎてしまっていることが原因です。
もちろん働いているのですから評価されたいと思うのは当り前です。
ですが、ここで一つ冷静に評価や現状に不満がある自分を見つめ直してみてもいいかもしれません。
自分はどう評価されたいのか?上司や部下は何を求めて、自分はどう評価されているのか?
どうしたいのか?など。
自分の評価と、他人への期待、整理してみると良いかもしれませんね。
3 原因はわからない。とにかく行きたくない。
不安や、やる気のなさの理由は、ふと考えてもわからない事が多いです。
「朝起きるのがつらい。」などの心身の不調も、本当は原因があるのに、明確にわからないという状態なのかもしれません。
探っていけば上記のどちらかに行き着く場合もあるでしょうが、辛い気持ちを抑えて働いているような状況ではなおさ
ら答えが見つからないでしょう。
やる気が起きないとき全般に言えることですが、他人からの評価を気にするのと同時に自分自身の評価がさがっている
ことが多いようです。
これは自分を好意的に認められる感覚”自己肯定感”が下がっている状態なのだそう。
自分自身の評価を上げること、”自己肯定感”を高めることも「仕事行きたくない」を改善する方法の一つですね。
参考:自己肯定感とは?【意味を簡単に】低い人の特徴、高める方法 - カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)
【 中高年が仕事行きたくない理由 】その対策3つ
前記のとおり、“行きたくない”には理由があります。
漠然と”動きたくない”と感じるような時でも、どこかに理由は潜んでいます。
理由があるなら解決方法もきっとあるはず。
改善に向けて取り組むべき5つの方法についてお話しします。
自分の評価を考えてみましょう。
40代50代の中高年だからこそ、こう評価されるべき。
といった思いが出てしまいがちです。
しかし、その思いと上司や部下の実際の評価に差はありませんか?
上司や部下がどう思っているのか?評価されていないだろう。嫌われているに違いない。
どうですか?そもそも想像で相手の思いを決めていませんか?
想像では本当のことは何もわかりません。
自分はここを評価してほしい、どう評価されているのか?など、
思い切って一度、話をしてみてもいいのかもしれません。
自分の評価、自分では気づけないこともわかるかもしれません。
人間関係の不安も解消できるかもしれませんね。
良い評価にせよ、悪い評価にせよ、自分の評価を上げるための第一歩にしていきましょう。
自己肯定感を高めましょう。
前述のとおり、やる気が出ないときには自己肯定感を高めるのが良いといわれています。
自己肯定感と直結するのが、”成功体験”です。
成功経験とは、その名の通り上手くできたという経験のことです。
目標のハードルを下げてもいいので、目標を達成し自信を高めていきましょう。
その後少しずつ目標を上げていく事でさらに良いイメージをつけていく事が出来ます。
やることをリストアップして積み重ねていきましょう。
あえて苦手な事をやって、苦手意識を自信にかえましょう。
苦手なことなので失敗しても気にしない。
とにかく挨拶をしてみましょう。返事が返ってこなくても気にしない。
当り前のことを積極的にやる自分が大事です。
体力をつけましょう。元気があれば何でもできる。元気が一番の成功体験といえるかもしれません。
リフレッシュしましょう。
心をリフレッシュするのも大事です。。
リフレッシュするための簡単な方法、それは睡眠と運動です。
“質の良い”睡眠であることは必須です。いつも寝ている時間になれば、普通は自然と眠くなりますが、不安な事があると、
そうはいきません。
リラクゼーション音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂につかったり“リラックス”することが良い眠りには必須なようですよ。
参考:快眠のためのリラックス法 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
また、運動する習慣のある人の眠りは深くなる傾向にあります。
運動をすることで体が適度に疲労し、眠気を自然に誘発してくます。
適度な運動は心のリフレッシュにもとても良いです。
朝や夕方などの涼しい時間帯にウォーキングしてリフレッシュしてみてください。
30分くらいでも十分な効果がありますよ。
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【 中高年が仕事行きたくない理由 】改善の為の5つ方法 - まとめ
それでは最後に、中高年が抱く「仕事に行きたくない」気持ちを改善するためのポイントをおさらいしていきましょう。
〇自分の評価を考えてみましょう。
・その評価?あなたの想像ではないですか?
・想像の評価ではなく実際に聞いてみましょう。
・良い評価も悪い評価も受け止めて、評価を上げていきましょう。
○自己肯定感を高めましょう。
・毎日やることをリストアップして積み重ね。
・苦手なことをやってみる。苦手なことなので失敗しても気にしない。
・挨拶する。元気に挨拶すると元気になりますね。返事がなくても気にしない。
・体力をつけましょう。元気が一番簡単な成功体験です。
○リフレッシュしましょう。
・大切なのは睡眠と運動。
・睡眠前にリラックスできる環境づくり。
・ゆっくり入浴、ゆったりした音楽を聴くのもいいですよ。
・適度に運動しましょう。朝、夕の散歩がおすすめ。
「仕事に行きたくない」働く人ならだれもが一度は抱く思いかもしれません。
誰もが抱くからこそ、我慢できない自分をダメな奴だと思ってしまう。
我慢し続けてしまう。
いつか、「行きたくない」が「行けない」に変わってしまいます。
そうなってしまう前に、正しい自己評価と自己肯定感とリフレッシュ。
3つの方法を意識してみてはどうですか?