皆さんは日本の昔からの良い伝統(❓)の終身雇用制度についてどのようなお考えをお持ちでしょうか?
「真面目にさえ働いてさえすれば…そう、必ず報われる…」 そんな時代がたしかにありました。
が、今はどうでしょう??? ちょっと違うって感じることがありませんでしょうか? ありますよね?
いきなり職を失って無職生活になっちゃうなんて言うのはありな話です。
この終身雇用が崩壊している時代の生き方を「現役無職のTAKUZO」が解説いたします。
終身雇用の崩壊?その実態は?
さて、終身雇用ですが📺テレビやネットニュースなどでも下記のような話が聞かれます。
WORK-LIFEーHAPPY TAKUZOでした。
50代必見!仕事を辞める前に考えておく絶対必要な3つのポイント
経団連の中西宏明会長(定例記者会見にて)
「働き手の就労期間の延長が見込まれる中で、終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることには限界がきている。」
※引用→経団連:定例記者会見における中西会長発言要旨 (2019-05-07)
また、あのトヨタ自動車の豐田章男社長からも、2019年5月13日、日本自動車工業会の会長会見で
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
との発言がありました。
これって、「もう終身雇用はできませんからねー」ってことなんですよね。 難しいとかじゃなく出来ないし、やらないよと言っている事になるんですよ。
つまり、終身雇用に頼る時代はすでに終わって、そうじゃない時代に入っていることを認識しないといけないということなんです。
ということで終身雇用は終わってます。
雇用問題・非正規雇用者の増加
総務省の統計トピックスによると、平成の30年間で「正規の職員・従業員」は3452万人→3423万人と29万人減少しました。 が、その一方で、「非正規の職員・従業員」は817万人→2117万人となんと1300万人も増加しています。
調査方法が異なる部分もあり、単純な比較は難しいものの、非正規雇用が急速に増えたことは、終身雇用の維持が難しくなってきていることあらわしていると言えるのではないでしょうか?。
※参考→統計トピックスNo.119「統計が語る平成のあゆみ」|総務省統計局
この事実を踏まえながら働くということを考えてみなければいけません。
終身雇用崩壊時代の転職や起業
そしてそんな状況の中、転職や起業をする人が増えています。
労働力調査によると、2011年以降はずっと転職者数は増加し続けている傾向にあり、2018年の転職者は329万人と前の年に比べてなんと18万人も多いという結果となっています。
世代別では若い人が転職する場合が多く、24歳まででは11.3%と、数%~7%にとどまっている25歳以上の割合を大きく上回っています。 若い人ほどすぐやめる確率も多いですが、次に向けての動きが早いとも言えます。 ※参考→「労働力調査(詳細集計)平成30年(2018年)平均(速報)」|総務省
転職に年齢は関係あるのか?
みなさんのスキルやご経験にもよりますが、40代もしくは50代でも十分に転職先はあります。 もちろん、若い方が有利なのは間違いありませんが…。 今では少し前にはなかった、人材紹介の形でその人のスキルに合わせた内容で求人を出している会社とマッチングすることを専門にやっている会社もあります。 まずは、登録して自分の市場価値を見てみるのも良いかと思います。
時代に合った起業方法
この時代は大企業がいいとは限りません。 確かにいろんな福利厚生や退職金などのことも踏まえると魅力的なこともありますが、今ははっきりって「スモールビジネス」が勝つことも多いです。 まだまだ、海外と比較してフリーランスの比率が少ない日本で今後は、若い人を中心にフリーで活躍する人が多くなることは確実です。 では、そのスモールビジネスとしてのおすすめはなんでしょうか! ズバリ!ネットビジネスです。 その理由は、この通りです。
- 小資本ではじめることができる
- 在庫をあまり持たなくていい
- ランニングコストが低く設定できる
- 対象が幅広い(近隣だけでなく世界中が相手になる)
- 寝ている間も営業できる
などの理由があげられます。 アフィリエイト、メルカリ、情報を売る、スキルを売るなど…いろいろです。 あくまでもこれははじめることに視点をおいていますので、在職中に始めて軌道に乗るまで(1年~数年)はしっかりやってみることをおすすめします。 いきなりやめる方は、最低でも半年から1年は働かなくてもいいような資金があることが望ましいです。
ブログ初心者!ノウハウコレクターにならないためにすることを解説!
終身雇用崩壊時代に転職する方法
上のデータのように転職者は増えており、需要の高い職種では、今後は条件の良い転職がしやすくなることも予想されます。
今後の終身雇用崩壊で転職経験者も増え、転職が海外に並みに当たり前の時代がもうすぐそこまで来ているのです。
発展が著しいAIやICTの普及で、在宅勤務などが格段に増えることが予想され、また企業側も柔軟な働き方を許容する風土になっていくでしょう。
それに伴う人材確保もさらに激しく厳しい状況になると予想されます。
しかし、一方では人材の流動性がいい意味で活発になる業種や職種もあります。
終身雇用崩壊時代の生き方・まとめ
これからは、場所は今までの方法にとらわれない生き方が求められます。
特に2020年春から義務化が始まる、小学生のプログラミング授業の事はご存じだと思いますが、2030年には約70万人のプログラマーが不足するとの統計が出ています。
これからの人生を見つめなおすことをお考えの方は、是非、今後の時代を見据えた転職をお考えになることをお勧めいたします。
今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
WORK-LIFEーHAPPY TAKUZOでした。
50代必見!仕事を辞める前に考えておく絶対必要な3つのポイント