失業保険も申請とかいつからもらえるのかわからないし…
なんだかわからないことだらけで…
今現在、あなたがどのような状況で働いているかを確認して、今後退職したらどのような「手順」で「いつ」「いくら」の給付が受けれるかを
しっかり把握して新しい人生のために退職の計画を練りましょう!
3項目を重点的に解説いたしますので目次をご覧ください。
あなたの失業時の疑問にバッチリお応えできる内容となっております。
それでは進めていきましょう!
50代・転職成功のためのおすすめ転職サイト&エージェント5選
失業手当の申請方法(いつ?)と計算方法(いくら?)
あなたが失業に申請する失業手当について、
まずは、どのように申請して、いつ支給されるのかをはっきりと理解しておきましょう!
住んでいる住所の管轄の職安でわかりやすく教えてくれますが簡単に説明させて頂きます。
失業手当の申請方法はカンタン!
退職後、離職票が届いたら下記のものを持参して最寄りのハローワークに行きましょう。
【持参するもの】
・雇用保険被保険者離職票
・個人番号確認書類(マイナンバーカードなど)
・身分証明書(運転免許証など)
・写真2枚(縦3cm×横2.5cm)
・印鑑
・本人名義の普通預金口座
失業手当の申請は午後がおすすめ(午前中は混んでます💦)
受付で渡された用紙に記入します。
こちらは雛形も用意されているのでそれに沿って記入していくだけ。
不明な点はあとから聞いても丁寧に対応してくださいますので安心してください。
記入後、番号札を渡されて待っていると担当部署の窓口へ案内されます。
*通常、職安は午前中が込み合うときが多いので午後からがおススメ!
登録は時間にして1書類の記入を窓口での簡単なヒアリングも含めて
20分もあれは終了いたします。
失業手当はいつになったらもらえるの?(実例で紹介)
すぐにもらえると思っている人がいるのでここで整理しておきます。
実際の日付をもとにシュミレーションいたします。
失業手当の申請日が3月9日の場合の例(自己都合退職の場合)
- 3/9 資格決定日
- 3/9~15 待機期間
- 3/27 説明会
- 4/2 初回認定日
- 6/25 初回支給認定日
- 7/22 認定日
- 8/20 認定日
- 9/17 認定日
以上の、ような流れになります。
ここで気をつけないといけないのが、いつもらえるか?ですよね?
失業手当は申請から約3カ月後の支給になる
3/9にハローワークに行って実際に支給されるのは上から5番目の6/25となります。
そうです。実際には3か月半経ってからの支給となり、
そのうえ、やっともらえる6/25分の支給の額は6/16~24までの9日分です。
*あくまでも3/9~のシュミレーションですので詳細は窓口にてご確認をお願いいたします。
これは、【給付制限3か月】という制度で上記2の待機期間の7日間後に
3カ月は支給されない期間とされているからです。
上記で言うと、待期期間が終わった翌日の3/16~6/15までは【給付制限3か月】の期間になります。
したがって、初回支給の6/25までの9日間分が支払われるということになります。
ご自分の資格決定日や支給認定日や額の確認をしておくことをおススメいたします。
せっかく、楽しみにしていた支給が思いもよらね少額というパターンもありますのでご注意を!
50代・転職成功のためのおすすめ転職サイト&エージェント5選
失業手当はどのくらいの期間もらえるの?
これは、勤務年数や年齢によって変わってきますので下記の表を参考にして
自分がどの部分に該当するかを確認してみましょう!
●契約満了、定年退職、自己都合で離職した場合
●倒産、解雇等で離職した場合
例①自己都合で勤続9年と11カ月の場合➡90日
自己都合で勤続10年の場合➡120日
例②会社都合で勤続9年11カ月の44歳➡180日
会社都合で勤続10年の45歳➡240日
例③45歳で勤続20年の自己都合の場合150日、会社都合の場合は240日となりますのでその差90日!
辞める際の理由(原因)をしっかりと見極めて行動にうつしましょう。
【問題】上記の表と例を見て何かピンときませんか?
【答え】辞める時期に気を付けてください!
ほんの少しの期間の差で支給金額が変わってきます!
➡例えば、自己都合でも保険期間が9年11カ月と10年では30日の給付日数の差があります。
会社都合の場合においては年齢でも大きく変わってきますので要確認です。
失業手当の総額はいくらもらえるんだろう?
さて、いつからもらえるのかが理解できましたら、次は「いくら?」です。
多少計算方法は複雑ですが簡単な例を使って説明いたします。
実際に皆さんが受け取ることが出来る合計金額を表しています。
まずは「基本手当日額」を計算してみましょう!
●基本手当日額計算方法
離職日の直前の6カ月に毎月支払われていた合計額を
180で割ったもの(賃金日額)から、50%~80%の比率で支給されます。
計算例)平均給与が30万円の方で年齢50歳、勤続20年とします。
賃金日額 10.000円
基本手当日額 5.954円
月額手当(28日分) 166.740円
給付日数 150日
手当総額 893.240円 となります。
上記は目安となりますので、ハローワークにて確実な金額のご確認をお願いいたします。
下記は各年齢ごとに区切られている給付率を表したものとなります。
【離職時の年齢が29歳以下】 | |
賃金日額 | 給付率 |
2,500円以上~5,010円未満 | 80% |
5,010円以上~12,330円以下 | 80%~50% |
12,330円超~13,630円以下 | 50% |
13,630円超~(上限額) | 上限額6,815円が基本手当日額 |
【離職時の年齢が30~44歳】 | |
賃金日額 | 給付率 |
2,500円以上~5,010円未満 | 80% |
5,010円以上~12,330円以下 | 80%~50% |
12,330円超~15,140円以下 | 50% |
15,140 円超~(上限額) | 上限額7,570円が基本手当日額 |
【離職時の年齢が45~59歳】 | |
賃金日額 | 給付率 |
2,500円以上~5,010円未満 | 80% |
5,010円以上~12,330円以下 | 80%~50% |
12,330円超~16,670円以下 | 50% |
16,670円超~(上限額) | 上限額8,335円が基本手当日額 |
【離職時の年齢が60~64歳】 | |
賃金日額 | 給付率 |
2,500円以上~5,010円未満 | 80% |
5,010円以上~11,090円以下 | 80%~45% |
11,090円超~15,890円以下 | 45% |
15,890 円超~(上限額) | 上限額7,150円が基本手当日額になる |
尚、昨年の8月1日に「雇用保険の基本手当日額の変更」というお知らせが
厚生労働省より発表されておりますので資料としてご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05967.html
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/koyouhoken-santei.pdf
●失業給付を受ける皆さんへ
賃金日額、基本手当日額の変更について
https://www.mhlw.go.jp/content/000489683.pdf
上記は厚生労働省のHPに掲載されてるものです。
失業保険のもらい方とその前に考えること・まとめ
これで、お読みいただいたみなさんには失業保険の申請方法やその仕組みについてお分かりいただけたかと思います。
最後にもう一度頭をフラットにして考えてください。
退職前にもう一度!
退職後の失業保険をもらう予備知識は得ましたが、
もう一度退職前に下記のポイントを整理しておきましょう!
①本当に辞めていいのか?
②辞める時期はいつがいいのか?
③辞める理由(原因)はきちんと整理できているか?
➡自己都合と会社都合の場合はその後の給付金額に大きな違いが出る。
④辞めた後の準備もしているか(職探し)➡実はこれが大変💦
⑤今現在の貯蓄でいつまで生活できるか?
感情的に今すぐ辞めたいと思うこともあると思いますが、
あとでつらい思いをするのは自分ですので、
最低でも上記の6項目を確認して自分自身でしっかり整理してから
次のステージに進まれることをおススメいたします。
楽しく生きていくために、👇もご覧ください。
道がひらける⤴⤴⤴(笑)