やさしかった、おじいちゃんとおばあちゃん小さかった頃はお年寄りってみんなやさしくて自分の味方だった。
が、しかし社会人になっていざ働いてみると、なんか気になるって言うか気に障るのが「老害」と言われるお年寄り。
お年寄りを労わる(いたわる)という教えのもと育った私はそのつもりで今まで接してきたのです。
でも、これちょっと違うなって思うことが多くなったので記事にしてみました。
ところで、みなさんは老害って聞いてどんなイメージをお持ちになっていますか?
因みに老害を調べてみますと次のような解説が出てきます。
(辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書 国語辞典より引用)
老害
読み方:ろうがい組織や社会で幅を利かせすぎて言動が疎まれる高齢者、あるいは、傍若無人な振る舞いによって若者に必要以上の負担や迷惑をかけている高齢者などを指す表現。ひらたく言えば迷惑な老人を侮蔑交じりに指す表現。
そうです、一言でいうと歳を取った迷惑な人。
なんとも、ひどい言われようです。
でも、ご本人はたいていの場合気がついていないというか「あなたのため」にやっていると思っています。
このギャップが「老害」と言われるものなんですよね…(-_-;)
この記事でわかること!
- 「老害天国」日本の実態
- 「老害」から身を守る方法
- 自分が「老害」にならないためにすること
それでは、「老害」と呼ばれる方のことについて深堀していきましょう!
*ここであげる「老害」とは一部の、ごく一部のお年寄りの型のふるまいが原因で起こっていることですので
日本にお住まいのほとんどのお年寄りの方は「老害」ではありません。悪しからず。
身近にいる老害とは
そもそも老害とは具体的に何をさすのでしょうか?
一般的に言われているものをあげてみます。
- とにかく自分が正しい、周りが間違っている
- 何度も同じ話をしてくる、くどい
- 意味もなく急に起こることがある
- 相手の価値観を認めない
- 昔の話(時代)が基準で今にあっていない
- 自分が浮いていることに気がついていない
- いつもでも居座り続けて、後進のためという気持ちがない
- 最終的には「もう歳だから」を言い訳に逃げる
会社にもこういう人いませんか?
ではなぜ今、老害が増えてきたような印象を受けているのでしょうか?
それでは、老害天国の実態について解説いたします。
老害天国・日本の実態はこうなっている
日本の老害は小さな時からの教えにありました。
「お年寄りを労わる(いたわる)ように」との教育でしたので(当然ですが)それが一部のご老人の「わがまま」「暴走」を許していることもあるようです。
老害の元凶は日本の制度にあった
「年功序列」制度をお聞きになったことがあると思います。
そうです。年齢や勤続年数によって役職や給料が決まる仕組みのことです。
これで、年上が偉いって感じになっちゃたんですよね…
仕事できなくても、役職ついちゃってえらくなっちゃったんですよね…。
これは制度が悪かったですね。
年功序列についてのわかりやすくて詳しい説明はコチラをポチッ!
年功序列とは?1分でサクッとわかる、制度の仕組みとメリット・デメリット
老害が多くなった原因?
昔から一定数はいたのでしょうが、表面的になったのは最近ですよね?
「老害」とはっきりと言葉に認識されたは理由があります。
- 終身雇用の崩壊
- 若者の意識変化
- SNS等で情報がタイムラグなしに拡散される環境になった
1.老害のもとになっていた年功序列が崩壊
➡企業が従業員への評価基準を見直して、実力相応の組織を目指すようになった。
だから必死に守りに入って墓穴を掘っている老人がいる
2.若者の意識変化
➡縦社会へのアレルギー、それと会社への帰属意識が薄くなったのも原因で事案が表面化することが多くなった。
3.SNS等で情報がタイムラグなしに拡散される環境になった
➡特に若者からの発信で多くの人が目にするようになった。
以上のような理由で、多くなったというより実は前からあった老害が表に出て明らかになっただけのことかもしれません。
老害から身を守る対処法
面と向かってバチバチしなくても、とにかく近くにいたら何かと困る(被害を受ける)人がいたらどうやって身を守ればいいのでしょうか?
これは難しい問題なのですが、結論といたしましては関わらないが正解です。
これは経験に基づくものもありますが、そのような人はあなたの人生で関わる時間を少なくする方が良いと断言できます。
老害がいたら逃げる(関わらない)
では、関わらないと決めたとしてもどうすれば良いのでしょうか?
「老害」の方の特徴の一つとして「無自覚」というのがあります。
非常に厄介で下手したら「あなたのため」にその行動をしている可能性もあるのです。
ですから、関わらないようにするにはよほど気をつけなければなりません。
同じ職場にいたら非常に難易度は高くなります!
- 業務に支障が出ない程度に無視する。
- 2人にならないような環境をつくる
- 転職する
この老害のためにいろいろと手間ですが、転職も長い人生で見るといいかもしれない選択です。
老害がはびこっているということは、そこの会社の社風もそうなっているということなので判断基準にはなります。
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転職後の会社で老害の被害を受けないために気をつけること
転職を決める際はその会社での面接などでも退職者の方の今の状況を聞いてみるのも効果的です。
「こちらを退職された方などは、その経験を活かしてどのように現在活躍しておられますか?」と聞いたとします。
どういうことかというと、すぐに面接官が「彼はよく頑張っていて最近も顔を出してくれた」とか近況を知っているようでしたら、退職=悪みたいな昔よりではない考えであることが予想されます。
いわゆるこれが社風というものにつながってきます。
今の時代でも転職についての「イメージが悪い」と、このように一時代前の感覚で経営を行っている会社や責任者が多いので「老害」と呼ばれることになってしまうのです。
だから、面接のときに聞いてみて肌で感じることが、次の職場で「老害」に合わないひとつの手段なのです。
あくまで可能性の問題ですが…。
【まとめ】日本はなぜ害をおよぼす老人が多いのか?
老害についてお話いたしましたが、身近にいますか?「老害」の人。
意外と、プチ老害も含めると多いと思います。かなり…。
それではまとめにはいります。
- 身近にいる老害の例をまとめました
- 老害が生まれる理由は日本の制度が原因だった
- 老害から身を守る方法
以上がご理解いただけたと思います。
自分も知らずのうちに老害にならないように気をつけないと…
因みに、老害の皆さん今どきの若い者は…「優秀」です!
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。