「もう働きたくない!」「今すぐやめた~い!」
なんで仕事が続かないんだろう…?
こんなことは誰しも経験があると思います。
こんな悩みをお持ちの方へ現在、現役バリバリの「無職」の私が解説いたします。
一応、前職で人事や採用、労務管理もやっておりましたのでやめる人の特徴も分かっているつもりです(笑)
この記事でわかること!
- 仕事が続かない人の特徴をタイプ別に理解できる
- 仕事が続かない人の解決策がわかる
- ちょっと気が楽になる話が読める
働くのや~めた! 仕事が続かない人の特徴は
いろんな条件が重なって「仕事や~めた!」ってなりますが、その理由は人それぞれです。
主な特徴についてそ説明いたします。
- 会社の人間関係の悩み(コミュニケーション能力)
- 金銭問題(給与・手当)
- 仕事の適性(好きな仕事?)
- 労務環境(ブラック企業?)
- 本人の性格(飽きっぽい、忍耐力がない)
- 働かなくても生活できる環境にある
- 健康面の問題(病気)
【仕事が続かない原因】会社の人間関係の悩み(コミュニケーション能力)
毎回、人の悩みの9割以上は人間関係だとある本に書いてあったのを思い出します。
いろんな人間関係があると思いますが、大なり小なり絶対に抱えている問題になると思います。
場合によっては「社内イジメ」が横行しているのに改善されない最悪の環境の職場もあります。
運悪くこのような職場にあたってしまったら仕事が続かないのも無理はないでしょう。
がんばって続ける人もいますが、今後の人生を考えて転職を検討する価値は十分あります。
判断基準は、会社の風土なのか?個人の問題なのか?改善できる余地はあるのか?などになります。
すべてが当てはまる場合は、続かないのではなく続けてはならないに近い状態と思っても良いレベルです。
最近、コミュニケーション能力は重要視されてきていますが、業務上の報連相を最低限して相手が理解できる状態であればあなたは普通です。
まわりからコミュニケーション能力がないとは言われないと思います。
ただ、真面目な人ほどいろんな雑務を自分で抱え込んでしまったりして悪循環になることがあるので要注意です。
【仕事が続かない原因】金銭問題(給与・手当)
金銭問題も非常に大きなウェイトを占めますが、基本は会社の就業規則に賃金規定がありますのでそれに則って支給されるはずです。
見たことが無い方は一度確認した方がいいでしょう。
あきらかに一般的な平均より下回っている支給の場合は業種なのか職種なのか地域なのか一度再考すべきです。
よく問題になるのは、月給よりも賞与や昇給があります。
要は査定の基準があいまいな会社は社員が懐疑心を持ってしまうので結局長い目で見ると損をしています。
但し、報酬においては上を見ればきりがありません。
ある程度の会社の状況を鑑みていろいろなジャッジがなされているのが通常です。
中には、明らかな依怙贔屓(えこひいき)も行われる会社もあります。
でも、親族会社など当たり前の基準が違う環境ではそれも致し方ありません。
あなたが自分を客観視してその評価に納得できないのなら我慢して働くか、次を探すかです。
これでやめることになるのは悪いことではありませんが、入社するときに確認できることもあるので確認することはやっておきましょう。
【仕事が続かない原因】仕事の適性(好きな仕事?)
求職の際に好きな仕事に就けた人はいいのですが、とりあえず就職として動いた人は仕事が合わないということになります。
但し、好きな仕事としてやってみたものの、実際に働いてみると全然合わないってこともあるので適性というのはなかなか難しいものがあります。
しばらく続けることで「うまくいく」こともあるので、そうしたことを想定してまずは職さが市のときには「自分がやりがいを感じられる」と思えるものを選ぶことが最低ラインではないでしょうか?
【仕事が続かない原因】労務環境(ブラック企業)
今一番の「労務問題」で仕事が続かないのは次に様な場合が多いです。
【会社の問題】
- 基本的に就業規則が整っていない
- 残業や休日の観念が世間とずれている
- 経営者や幹部が労務の重要性を理解していない
【本人】
- 自分のキャパ以上に頑張りすぎてしまう。
- 人から頼まれたら断れずに抱え込んでしまう。
- 会社の為に、人のためにと思って自分は後回しになる
この会社と本人の問題はすべて見直しが必要です。
会社の考え方は変えるのに時間がかかりますが、(私も就業規則の変更に約10年もかかりました)すぐに着工できる自分の事を見直しするべきです。
この様な人は、正当な評価が得られれば良いというわけでなく、こんなこと続けていたら体も精神的にも参ってしまうのです。
【仕事が続かない原因】本人の性格(飽きっぽい、忍耐力がない)
これは、個人の問題と言って片づけるのは簡単なのですが、実際にこういう人が前社にいましたのでお話いたします。
仕事をやらしたら中の上くらいのことはするのですが、継続力が無くすぐに途中で放り出してしまうのです。
同じことの繰り返しにならないように途中でやり方を変えるなどの指示を与えてもダメでした。
結局、その方は「ADHD(注意欠陥/多動性障害)」と診断されました。
この様に病気としての症状としてあらわれる人もいるので一概には言えませんが、最近は鬱と同様に大人でも非常に多いように感じます。
病気ではなくても飽きっぽい人はいるので、仕事にメリハリをつけるなどの工夫で自分をコントロールしないといけません。
「飽きたらやめる」はクセになるとなかなか元には戻れなくなります。
【仕事が続かない原因】働かなくても生活できる環境にある
いわゆる、不労所得があって働く必要がない場合と強力なバックアップをしてくれる人がいる場合はこれにあたります。
いないようでいるのがこのパターンです。
この場合は「続かない」ではなく「続けない」ことでもあるのでこんな人もいるということで理解しておいてください。
【仕事が続かない原因】健康面の問題(病気)
骨折や他の病気で就業不可になった場合はその原因について
よく聞かれるのが「鬱(うつ)」ですよね!
実際にこの症状をお持ちの方は非常に多くいらっしゃいます。
程度も結構な重症からごく軽い軽傷の方まで含めると結構気づかないだけで身近にいたりするものです。
しっかりと自覚があって受診した結果診断を受けている方は、処方された薬を飲みながら通院などで対応することとなります。
しかし、風邪などの病気と違ってこの日を境に「はい、治りました。完治です」って感じにならないのが「鬱」の特徴です。
うつ病は治る病気ではありますが、軽くなったり重くなったりを繰り返すこともありますので、受診を受けていない方で下記の症状に身に覚えのある方は一度受診してみることをおススメいたします。
仕事が続かない人、やめちゃう人へのアドバイス
アドバイスにした理由は、それぞれの感覚的な部分もありますので参考までにというスタンスで書かせて頂きます。
会社の人間関係の悩み(コミュニケーション能力)
多くの人の永遠の課題なのと、人によって職場によって環境や条件が違いすぎるので一概に解決策があるとはいきません。
逆に下記のようにすることが私の体験上で有効でしたのでお知らせいたします。
- ジムに通う
体を鍛えることによって心にも良い影響(安定)を与えるとされます。
実際に優秀なビジネスマンで筋トレなどで鍛えている人は非常に多いです。 - 相手を反面教師とする
「こんな人間になってはならない」「こんな立ち振る舞いは周りに迷惑をかける」などを理解してみましょう。
今までの自分の言動やこれからの言動に対して「こうなってはいけないんだ」と教えてもらえたと思えるようにしましょう。
ストレスが一気になくなります(笑) - やり返さずに逃げましょう
この場合の「逃げ」というのはその人とかかわらないということです。
徹底的にかかわることをしないと決めて実行しても意外と問題なく進むこともあります。
こんなことで?って思われるかもしれませんが、以上が私の経験上すぐに出来て効果があったものになります。
金銭問題(給与・手当)
金銭問題を解決するポイントは「基準」と「評価の妥当性」です。
その上で下記の項目をまず確認しましょう。
- 賃金規定を確認する
- 昇給や賞与の査定時期や基準も確認する
- 評価が妥当なのかを客観的に判断する
この時に注意する点は、親族会社の依怙贔屓には目をつぶって自分の評価にだけ基準を合わせましょう。
まわりの評価を基準にするよりまずは自分への評価が妥当なのかを基準にすれば気が楽になります。
それが納得いかないのであれば、良い評価をもらえるまで頑張るか、次のことを考えるかのどちらかです。
仕事の適性(好きな仕事?)
- 好きな仕事を選ぶ
- 好きなるまでやってみる
- やってみて違うと思ったら他を探す
はじめから天職を見つけられる人はそうそういないですよね?
でも、やっていくうちに好きにあることはよく聞くことです。
一度今までよりもちょっと自分で本腰入れて取り組んでみませんか?
本当に向いているか、好きになれるかはやってみないをわからないものです。
でも、やってみて違うと思ったら遠慮なく違うものを探すのはありです。
一度本気でやった経験があれば、次にも生かすことができますので大丈夫です!
安心してください。
労務環境(ブラック企業?)
労務や人事をやっていた経験からすると、このご時世に労務の認識が甘いというのは企業にとっては取り返しのつかないことになると思っています。
すぐに、会社の就業規則を確認してみましょう。
今の勤務状態を確認してみましょう。
特に接客販売業や飲食業は要注意です。
自分の時間も取れないや、有休などの消化が出来ないなどの労働環境の場合は改善の余地がないと思われるときは転職をおすすめします。
経験上、経営者が変わらない限り変わることは基本的に難しいです。
因みに退職時の自己都合も会社都合に変更できる場合もあります。
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本人の性格(飽きっぽい、忍耐力がない)
継続できないことが最大のネックになっていますので、継続できるための方法として効果的なものをご説明いたします。
「小さなクリアできそうな目標を立てる」ことです。
これを聞くと自分を甘やかせるのか?と思われる方もいるかもしれませんがそうではありません。
小さな達成を積み重ねていく習慣をつけるということです。
当然のことながら、仕事上の質を落として良いこととは全く別の話です。
例えば
- 人の話を終わりまで聞いてみよう(1日ひとりから)
- 今日は30分はデスクで集中してみよう
こんなことからでも積み重ねはスゴイことになります。
是非お試しください。
働かなくても生活できる環境にある
せっかく恵まれた環境にいるので、ここは思い切って自己投資で働かずに自己投資をするというのもありかと思います。
今は働かなくても生活していけるとすれば自己投資にはもってこいの環境です。
但し、その環境がいつまで続くかはわかりませんが、自分で稼げるようになるために時間を使えるなんて恵まれていると思います。
是非、自己投資で大事な人生の時間を有効にお使いください。
健康面の問題(病気)
鬱の症状としてはわかりやすいところで下記のものがあげられます。
- 前の晩から会社のことが頭に浮かんで眠れない
- 全身が疲労感でいっぱい
- 何かにつけ面倒くさく感じることが多くなってきた(仕事のミスが多くなる)
- 以前と比べて食欲がない
- 頭痛がする
アドバイスとしては健康上の問題の場合は優先順位は「あなたのからだ」です。
まだまだ人生は長いですので、出来る限り健康体になってまた働こうって思えるまでは治療を優先することをおすすめします。
参考までにこちらの「うつ病の症状チェックシート」を使って自分の状態を確認してみましょう。
うつ病の症状チェックシート:シオノギ製薬 日本イーライリリー株式会社サイトより
仕事が続かなくても、無職でもどうにかなる話をします。
「日本に生まれただけで勝ち組」
こんな話をお聞きになったことはありませんか?
ニュースでは暗い話が多い日本ですが実はこんなに恵まれている国はないと思います。
- 治安が良い
- 四季がある
- 清潔
- マナーが良い
- 低い失業率
- 実は物価が安い など
しかも、国民皆保険制度(アメリカはこの制度はない)や生活保護制度など国民は国の制度で非常に守られている部分もあるのです。
ですから、今から無職になってもすでに無職の人も悲観せずにこれからのことを考えていきましょう。
最悪は生活保護を受ければよいという考えはよくありませんが、その事態になれば考えればよいことです。
それまでは今までご説明した理由や原因とアドバイスをご覧いただいて自分で道を切り開くようにお考えになられてはいかがでしょうか?
日本に生まれたというだけで恵まれているという気持ちを持つことも意外と前向きになることにつながるかもしれませんね。
仕事が続かない人、やめちゃう人のまとめ
いろいろ理由や原因があって仕事が続かない人のお話をさせて頂きました。
- 仕事が続かない人の特徴をタイプ別に理解できる
- 仕事が続かない人の解決策がわかる
- ちょっと気が楽になる話が読める
現在、バリバリ現役無職の私「TAKUZO」からのお話は以上です。
皆様の参考になれば幸いでございます。
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。