挨拶をしない人がいて…どうにもこうにも…
こんなときはどうしたらいいんだろう?
私たちにとっては当たり前の「挨拶」ができない大人がいるという話をよく耳にします。
彼ら、彼女たちはなぜ?挨拶をしないのでしょうか?
それとも、もしかして挨拶ができないのでしょうか?
考えてもわかりませんよね?
考えてもしようがありませんので早速はじめましょう!
この記事で解決するポイント
*「あいさつ」をできない、しない人ってどんなことかがわかる
*「あいさつ」をできない、しない人の理由がわかる
*「あいさつ」をできない、しない人への対処法がわかる
「あいさつ」ができない,「あいさつ」をしないってどういうこと?
コミュニケーションの大事なツールの「あいさつ」。
そもそも、あいさつが「できない」と「しない」というのは大きな違いがあります。
わかりやすく大きな理由や原因を説明しておきます。
「あいさつ」ができないとは?
できないという人は何らかの理由で、「あいさつ」の仕方を知らないのか「あいさつ」は大事だと知っているが何らかの理由で出来ない人のことを言います。
A・子供の時からの習慣。
B・恥ずかしい、自信が無い。
C・病気(注意欠如)
本人が100%悪いわけではありませんが、あいさつが出来ないとは気の毒な事です。
「あいさつ」をしないとは?
「あいさつ」をすることはできるが、一般的なあいさつと呼ばれるものとかなりの違和感がある人のこと。
一般的なあいさつとは?
*明るく元気な声で(声は場所に合わせて)
*相手の顔を見てできるだけ笑顔で
*お辞儀も効果的
D・プライドが高く、相手を選んでいる。
E・「あいさつ」はする必要ないものと思っている。
F・個人的な好き嫌いでしない。
この様な人があげられます。
挨拶ができない,しない大人の理由
A・子供の時からの習慣。
親の躾が大きく関係してくるパターン。
子供のころからの習慣で挨拶をするということがそもそも頭にない。
これって耳が痛い人もいるかもしれません。
すごく親の責任が問われるところですよね。
子供に責任はないとも言えます。
家庭環境で当りまえで育ったのに実は世間の当たり前と違う。
何かの食べ方(例えば目玉焼きには醤油かソースか)などは笑ってすますことができますが、
この「あいさつ」に関しては、いい大人になった時に他人様から言われることの無いようにしておきたいものです。
因みに、小学生ぐらいまではそうであっても中学以降に部活動などで先生や先輩からいろいろ教わって出来るようになる子もいます。
その過程で、関わる人達によって変わっていくということですね。
でも、とりわけ親の躾が大事だと言うがお分かりいただけたと思います。
B・恥ずかしい、自信が無い。
実は「あいさつ」をしたいけど出来ないタイプ。
あいさつの重要性はわかっているので、周りの人から誤解されて気の毒なタイプ。
以前、あいさつした時に返事が無くてそれからできなくなったパターンもあります。
C・病気(注意欠如)
このタイプの人は、一見普通に見えますが、基本的なことを忘れる頻度が高く何度言ってもミスをします。
はっきりした病名はわかりませんが、あきれるぐらいに同じことや基本的なことができないタイプの人ですので、あいさつも悪気があって忘れているのではありません。
あいさつの事は大事だと理解しているが忘れる…しかも頻繁に、病気かもです。
D・プライドが高く、相手を選んでいる。
自分はこの人にはあいさつしなくてもよいと自分なりの解釈で判断している。
人としてどうかというタイプです。
人によって対応を変えていることを、周りに見られていることに気がつかない超自己中な考えの持ち主です。
弱いものに強く、強いものに弱い人が多いのでこのタイプが上司にいたら最悪です。
E・「あいさつ」はする必要ないものと思っている。
あいさつしている時間がもったいないなど④に通じるものがあります。
よく聞くダメなパターン「今はプライベートなので…」。
意味は分からないのですが変な線引きでややこしい話になってしまうようです。
この辺も親の躾が関係してくると思いますが、いわゆる「常識」が違います。
F・個人的な好き嫌いで「あいさつ」しない。
わかりやすく言うと嫌いな人は無視して嫌いだという意思を伝えるタイプ。
いい大人がと思いますが、実は多く見られるパターンです。
人として問題ある行動なので会社でも取り上げられてもおかしくない話ですので、はっきり言ってパワハラ案件になります。
挨拶ができない,しない大人への対処法
A・「子供の時からの習慣」であいさつできない人への対処法
会社で毎日顔を合わせるのであれば、会社にルールなど絶対にやらなければいけない状況にしないと、このタイプの矯正は難しいです。
それほど、親の躾ってだいじなんですよね!
「三つ子の魂百まで」まさに「はじめが肝心」です…。
「あいさつ」については本人はやりたくないのではない状態なのですから、やることが習慣化するまで「あいさつ」の重要性をはなしたり、毎日意識的に「あいさつ」することをこちらからも行う事で改善する方向に向かいます。
注意ポイント
*あいさつの重要性を理解するまで話す。
*毎日意識してあいさつをお互いでしあう。
B・「恥ずかしい、自信が無い」であいさつできない人への対処法
このタイプであれば、本人が声を掛けやすい環境になれば次第に慣れてくるはずです。
周りの方の配慮が必要ですがかなりよくなる可能性があります。
でも、少し時間はかかりますので気長に対応が必要です。
注意ポイント
*本人に成功体験を経験させることによって改善する可能性が高い
*周りの協力が必要。
*本人が声を掛けやすい環境を考える
C・「病気」であいさつできない人への対処法
指導したり指摘すると、なんの悪びれた様子もなく「あっ!すみません。気をつけます!」といいますが何度も何度も同じことを繰り返すタイプ。
病気の診断が出なくてもこのタイプは注意が必要です。
何らかの診断を受ける可能性もあります。
忘れっぽいだけかと思ってマニュアルを作って渡してもマニュアルの場所を忘れてます(笑:経験談)
忘れること前提で見守り(見張り)ましょう。
また、極度のあがり症など症状が出る人は「社会不安障害または社交不安障害」と呼ばれることもあります。
注意ポイント
*ミスする前提で付き合いましょう。
*気の毒ですが何らかの障害をお持ちかもしれませんので、できるだけミスが起こらない仕組みを作りましょう。
D・「プライドが高く、相手を選んでいて」あいさつできない人への対処法
プライドってよく使いますが、わかりやすく日本語で言うと「自尊心」になります。
自分の考えや自分自身を大切にして、自信を持つことです。
これ自体は悪いことではありませんし、逆に今の日本には必要な事かもしれません。
しかし、行き過ぎると「あの人は傲慢だ!」とか「思いあがっている」などと言われることになります。
そしてこの「プライドが高く、相手を選んでいて」あいさつができない人の価値観を治すのは相当な労力を伴います。
したがって、このタイプの人への対処法は現状維持。
あいさつされなくてもカリカリしない作戦がおススメです。
注意ポイント
*相手が無視しても、自分からのあいさつは必ずするようにしましょう!
あなたも無視しているとあなたの評価をさげますからね!
周りの人はきちんと見ています。
E・「あいさつはする必要ないもの」と思っている人への対処法
「あいさつを振る必要が無い」と思っている人は、あなたのことをそういうふうに見ている(見下している)か、超合理主義で「あいさつしてる時間なんてムダ」と思っているなどが考えられます。
要するに、社会の一般的な観念よりも自分の考えを優先する「相手の事はまったく考えない」人なのです。
こういう人を矯正させるためのエネルギーもハンパないものになります。
出来たらこのような人が同じコミュニティにいないことを願います。
注意ポイント
【対処法は、社内と社外(ご近所)などで違います】
*社内・・・同じ対応はせずにこちらは一般的な対応をつづける
*社外・・・特に接する必要性が無い人であれば無理にあいさつすることはない。
それによって気をもむ方がマイナス。
F・「個人的な好き嫌い」でしない人への対処法
人は感情で動き判断する生き物ですので、対処がむずかしいタイプです。
基本的にこのタイプは構わないことが賢明です。
しかしながら、あなたがこの人に好かれたいなら話は別です。
嫌われている理由やアプローチの仕方を考えてみる必要もあるでしょう。
どちらにせよ、キライという個人的な理由や感情であいさつをしないというのは人として少し問題ありなので、何かしらあなたに問題があったとしても考え物です。
注意ポイント
*生活上支障が無いのであれば、このままでも問題ない。
*自分がかかわりを持ちたいのであればアプローチの仕方を考える
挨拶ができない大人の理由と対処法のまとめ
そもそも、あいさつの意味って相手の存在をわかってますよという意思表示なので、あいさつをしないっていうのはその存在さえも認めないという行為になると思います。
多くの人と関わりをもって生きていく上では、ごく自然で当りまえのことだと思って今まで生きてきましたが、いろいろな考え方があるのでそれを飲み込むことも必要かもしれませんね。
それでは、この記事のまとめにはいります。
- あいさつが出来ない人、しない人は
・子供の頃の習慣
・恥ずかしい
・病気
・プライドが高い
・必要が無い
・好き嫌い などが考えられる。 - あいさつができない人、しない人にも理由や原因がある
タイプ別の理由や原因を理解する。 - あいさつができない人、しない人の対象法
タイプ別の対処法で試してみる。
結論:あいさつをしないからといって死ぬことはありませんが、できるだけ気持ちよく日常を過ごせたらいいですね!
上記の対処法でも100%満足いく結果は得られない場合もあると思います。
結局、一番いいのは周りの人との「適度な距離感」なのかもしれません。
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。