勤めていると良くある部下からの転職相談。あなたならどうしますか?

仕事相談

【50代】仕事編・部下からの転職相談…③

転職

今回は50代、仕事編・部下からの転職相談…②の続きになります。
3回に分けの長編になりましたが今回が完結編となっておりますのでお付き合いください。

転職相談・フィクション作家(社長)VSドキュメンタリー監督(私)

転職

さて、先日社長室にて退社の意向を伝えてから期日の10/4はあっという間に明日に迫ってきていました。

まだ、社長サイドからの動きは微塵も感じられません。

まあ、いつものことなんですが、決断が遅いというか一人で決められないというかとにかく後回しなんですよね~嫌なことは…

しかし、現実逃避癖のある社長には付き合っていられません。

明日の期日に返事が無いようだったら、問い合わせをするよう白井君にも伝えて本日の業務を終了して帰ろうとした時でした。

二人からの姑息なリーク戦法!

「白井さん3月で辞めるんですってね?」

帰り際に同じ部署の部下が小声で言ってきました。当然私が知っていると思ってのことです。

「ん?、なに? それ?」

「えっ?聞いてらっしゃらなかったのですか?」

結構な驚き様で私の顔を見て「いけないこと言ってしまったのかな…」という顔をしていたので、そこはニッコリ☺

「大丈夫、もちろん知っているよ。ただちょっと日にちがね…。私も確認してみるからそれまではあまり騒がない様にお願いね」

私はそう彼女に行ってから頭の中を整理しながら帰路につきました。

帰りの電車で白井君にLINEで「さっき3月で白井君が辞めるという話が事務からあった。何かあれから進展はありましたか?」と送信。

するとすぐに「あれから何も話していませんし連絡もありません。何かあれば逐一報告いたします。明日が期限なので明日まで待とうかと思っていたのですが?」との事…。

私は帰りながら、どんな展開になるのかと…普通にできないものなのかと思いながら最寄りの駅を降りたのでありました。

この時点では、まだこの話がどの程度広まっているのかを知らなかったのです。あの二人、いろいろ小細工をやっていたのです☹

 

【転職相談】社長・退場?、部長・途中出場?

今日はなんだか気が重いけど、約束の10月4日(金)なので気を奮い立たせて何とか会社に到着!

とにかく本日中に何らかの動きあるはずだ…。私も同席したから必ず…。しかし、午前と午後と時間は過ぎていきます。白井君に連絡を取ってみたのですが進展なしとの事。

夕方5時。終業の1時間前にいきなり部長がやってきました。

「白井君のこと社長から聞いているね?、私が社長から一任されたので来週白井君と話します。」

「社長には白井君から直接お話してもらいました。本日を期限に社長からご返事を頂くことになっておりましたが?」と私が言うと

「俺もさっき聞いたからすぐに返事なんかできないだろ?」と凄んできたので

「わかりました。一応社長にはこの前の3人でのお話の際に本日ご返事を頂けるとお話を頂いておりましたので…。それで来週のいつご返事を頂けるのでしょうか?」

「来週、白井と時間を作って話してからだなぁ~いつとは言えんな」

「白井君にも社長から期限についてお話しいただいておりますので、事情は分かりますが、引き継ぎや有休など他の面も含めて早めのご検討をお願いいたします。」

「白井君にはこのことは私から伝えたほうがよろしいでしょうか?」

「俺から話をしておくからいい」

その内容はすぐに白井君に連絡して何かあったら連絡するように伝えました。その日、夜九時頃にLINEで連絡が入りました。

「何にも連絡ありませんが…」結局、その日部長からの連絡はありませんでした。

翌日の土曜日に白井君に時間を作ってもらい「作戦会議」をする事になりました。

最寄のJOYFULLで待ち合わせてゆっくりと話す時間を取りました。最近のファミレスはwifiもあってドリンクバーもあり時間をつぶすにはなかなか使える感じでおススメです。

話を白井君に戻します。現状をまとめると下記の進捗です。

  • 9月に社長に退職の旨を直接伝えた
  • 退職日は12月
  • 有給はすべて消化希望
  • 引き継ぎは業務に支障が無いようにしっかりやる
  • 話の翌週の10/4に社長から返事をもらえることになった
  • 部長の話が本当だとすると社長は何も進めていなくて、部長に丸投げした可能性もある。
  • それでもって途中出場の部長も高圧的で物事をうまく進めようという感じではない。
  • それで👆のような状況。

転職退職相談・フィクションとは想像以上の世界

ある程度予想していたけど、「3月辞める説」には多少びっくりしたねとランチしながら白井君と話しをしていました。

「さて、まずはこの話の出どころだけど…。」

すかさず白井君が「部長ですね多分…」と言いました。

「2日前に3階の私たちの課のフロアに来て隅で話をしていました。多分その時に言ったんだと思います。
その時課長は出張でいなくて課長代理と事務の数人と話していましたから」

*因みに課長には私が聞いた翌日には本人から伝えるように言ってありましたので課長は知っている状態。
(この人は口が堅い信用できる人物)

「そうだとしたら、部長が聞いた時期も違うなぁ~」俺には金曜日に聞いたって言ってたからな~。
また例のどうでもいい小嘘か…疲れるわ

「だったら週明けに課長が出社したら、課長代理とかから話が行くんじゃない?月曜日に確認してみるか?」

以前、この方法で既成事実を作って無理矢理自分たちの都合にもっていった事もわかっているので、またこの方法か~古っ!と思いながらこれからの対策を具体的に詰めていきました。

  • 今回のリークの出所を確認する
  • 部長の言う話をするという日時を確定する
  • 話し合いは第三者を入れる。二人では話をしない(違って伝わる)
  • こちらの出した条件は譲らない。
  • 話は書面化して共通認識にできるようにする

【転職退職相談】リーク・第2弾 ファンタジー全開

さて、こちらとしては一応の段取りを整えて月曜日を迎えた時の事でした。

出社したら、営業2課の事務員から「残念ですね~白井さん2月でおやめになるんですってね~」と一言。

ん?2月?一体どうなっているんだ?

しかも、この前教えてくれた課と違う一般社員から。これはもしやして相当の範囲でガセネタが出回っているかもしれない。

もう早めに正面突破を試みるほうがよさそうだなと思っていると、前方から白井君が歩いてきました。

「おはようございます。今社長から連絡がありまして一人ですぐ来るようにとの事でしたのですが…また話がうまくいきそうになくて…」

なんだ、部長に丸投げしたんじゃなかったのか?一応話す意思はあるんだと思いながら

「とりあえず、社長室まで一緒に行くよ!」と言って一緒に向かいました。

社長室に行くと、予想通り部長も一緒でした。

社長は私の顔を見るとバツが悪そうに「あぁ、一緒に来たんだったら入ってもらおうか」とおっしゃいました。

「それでは失礼いたします。」白井君と一緒に入室して席に着きました。

会話が通じない…これがあの「バカの壁?」

席に着くと社長が話し始めました。

「3月までやってくれるんだよね?白井君。」

白井君と私は???。まずもって何を根拠に3月なのかが意味不明です。

「社長、以前お話させていただいた際に、12月に退社したい、有給は消化希望、引き継ぎはきちんとやる旨お話させていただきましたが、あの話から何もこの件についてはお話居させていただいておりませんので内容的には変わっていません。」

「でも、私は3月までやるって聞いている。だからやってもらわないと困る」

社長が部長に目を向けると部長がこう言いました。

「なぁ白井君、君も会社の状況はわかっているよね~?もう大人なんだからさ。だからこちらとしては3月までやってもらえると思っているんだよ!」

 

出ました! ファンタジー全開🎆

自分の願望がそのまま現実の答えとなって動いてしまうという、まるでどこかの隣国のような思考回路。

「あの~3月までやるとの話ですが、頂いてもいませんしこちらから言ったこともありません」はっきりと白井君が言いました。

「じゃあ2月までは大丈夫かな?」意味のない引き延ばし話。

もうこの時点で完全にアウトです。白井君の顔も怒りなのか紅潮してきています。

今度は私が話をしました。

「社長、お聞きのように先日お話させていただいた内容については変更がありませんので、それについてのご返答を頂けるようお願いしたいのですが?。現場の対応もありますし出来るだけ負担がかからないようにしてまいりますのでいかがでしょうか?」

「でもな~」全く煮え切らない社長です。さらに私はたたみかけます。

「あまり杓子定規なことを言うつもりはありませんが、最大限会社への影響も考慮して本人が選択しておりますので、コンプライアンス等の社会状況も踏まえてご判断をお願いいたします。」すると

「1月まではダメかな?」まだ社長は食い下がります。そして部長も

「世話になった会社に最後くらいはさ…」

本当に話が通じない人たちです。これは交渉ではありません。何を言っても通じない、まさにバカの壁です。自分たちの思った通りにしか納得できない小学生以下の感覚の持ち主なのです。

この言葉についに温厚な白井君がはっきりとした口調で

「大変申し訳ありませんが、今まで休日出勤も当然のようにしていましたが休日出勤手当を頂いたことがありません。
もちろん代休も取らせていただいておりません。
残業もすべてサービス扱いだったと思います。

お任せいただいたプロジェクトもほぼ良い結果で終わっていると認識しています。
私が出来る範囲のことはすべてさせていただいたと思っております。
私にこれ以上をお求め頂くのは無理です」

先程まで舐めた顔をしていた二人は急に真顔になりお互いの顔を見ながらモジモジし始めました。

「そこを何とか…」小声で歯切れの悪い言葉を吐く社長。

こんな時は例のごとく部長はだんまりを決め込みます。

無意味なだらだら引き延ばし作戦に付き合っている暇はありません。
💣爆弾投下で一気に勝負を決めにかかります。

「あの~社長。大変申し訳ございませんが一部この白井君の件を知っているものがいます。
しかも辞める時期を時期が2月だ3月だと申しております。
不確かな情報を適時適切に現場に落とし込んで業務を円滑に遂行するのが私どもの役割だと思っております。

今回の件で現場も困惑しているようです。
ここはすぐにでもはっきりさせて白井君の抜けた穴をみんなでフォローできる体制をとることが得策だと考えます。部長はいかがでしょうか?」

ダンマリ部長にもボールを投げてみます。

単純な社長は「それが得策なら…」とほぼ納得している感じ。しかしダンマリ部長はここにきていきなり話し始めます。

「でもさ、やっぱり急だからさ…。俺は会社のことを考えてさ…。12月まで働いてそのあと有給を使うのはどうなの?」

またも出現しました「バカの壁」しかも相当高くて超えれそうにもありません。

もうこいつとは話が出来ないと思い、無視して社長に視線を合わせて

「会社すなわち現場と白井君の為にもこの場でご判断をお願いできませんでしょうか?

「…うっ、う~んそうだな、どうだ部長?」仲間内でここでのキラーパス

「う~ん」ダンマリ部長の再登場です。

「それでは業務に絶対に支障がないようにしてくれないと困るからな」と小さめの声で社長が答えました。

「かしこまりました。それでは調整に入ります。」

白井君と社長室を出たのは昼を回っていました。

「いろいろありがとうございました。」
白井君は少し晴れやかな顔で礼を言いました。

「まだこれから辞めるまでが大事なのでまた打ち合わせしましょう」と言って私は自分の机に戻って通常業務に入っていくのでした。

なんだかその日は午前中ですべてのエネルギーを使い果たしてしまった感じ…でもなんかやり遂げた感はあったので自分なりにはGoodjob💮

本日もお付き合いいただいてありがとうございます。TAKUZOでした。

それではまたお会いしましょう!

  • この記事を書いた人

TAKUZO

「無職ブロガー」のTAKUZOです。 悩める中高年が、楽しく生きることが出来るための役立ち情報を発信中。 【経歴】 出身地・かつて日本の中心地➡バイトをやらせたら超一流な某三流大学を卒業➡某一流大手企業に就職➡半年で退職➡地方の中小企業で約30年勤務(もちろんブラック)➡この春退職➡無職ブロガー(笑) ●現場はもちろん、人材育成、店舗開発、人事、総務、金融機関対応、営業企画など、とにかく会社運営にかかわることは一通りすべて経験済み。 【趣味】 映画鑑賞(年間最高220本)、料理、読書、家飲み

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